医師もサービス業ですね

生まれて初めて人間ドッグを受けてきました。

 

と、言うのも、昨年からウチの事務所では40歳以上の社員には全員が人間ドッグのフルコースを受診してもらい健康維持を意識してもらう様にしたからです。

 

私は、この制度を作った段階で一般検診を終えていたので昨年は人間ドッグを受けなかったので今年が初受診となった訳です。

 

一般的な身長・体重・視力・聴力と言ったものから、血液検査、心電図、超音波、胸部レントゲン、MRI、CT、胃腸内視鏡、大腸内視鏡等多岐に渡りました。

 

そして後半に掛かってきた頃に、この2Lもの下剤を飲まされる羽目に・・・・

 

 

前日にも下剤を飲まされた上に、更に下剤2Lです。

大腸内視鏡検査の為の腸内洗浄ですから仕方無い事ですが、この後に10回もトイレに行く事になりました(笑)

 

内視鏡検査は胃と大腸を同じベッドで順番に行われるのですが、『麻酔を掛けますよ』と言われてスッと注射された後の記憶が無い位に一瞬で意識が飛び、ふと起きた時にはモニターに私の大腸内部が映し出されていました。

 

そして先生が『あっ、ポリープだね』『ん?もう一つあるな』と。

続いて看護師さんが『じゃあ切除しますねー』と言われたらあっと言う間にモニターで私のポリープがパツンと切られていきました。

 

少し麻酔で意識が朦朧としている中で一瞬で起きた初めての事にビックリ。

 

全部完了後に医師から説明があり

『ポリープと言うのは良性のオデキです。だけど、切除しておかないと成長したら、そこにガンが発生する可能性があるんです』

と言われました。

一応、生検に回されて二週間後に再度話を聞く事になりました。

 

全くの健康体で元気なのですが、身体は少しずつ変化してるんだと実感です。

 

でも医師からは一週間の出張禁止令が出たので、今週は静かにしています。

 

それにしても最近の医師や病院は昔と違って、説明の仕方もプロセスも良くなっていますね。

楽しかったです。

 

 


手話でプレゼン

夏休みの時期になると急にインターン生が増えます。

7月からタイやインドから学生が来たりして、益々多国籍化して事務所が面白い事になっています。

そして今日からは日本の学生2人が新たに加わったり。

日本の学生は遠慮しがちで、比較的大人しいので、お互いから学び成長してくれる事を期待したいと思っています。

 

 

さて、毎週月曜は社内プレゼンの日です。

今日の担当は何名かいたのですが、そのうちの一人が今年の新人の一人である石山でした。

 

 

そして、彼は手話を使いながら、手話についてプレゼンをしてくれました。

 

昨年、筑波技術大学を訪問して聴覚障害を持った建築学生達と交流した時に彼らの能力を見て、『聴覚障害を短所として捉える必要は無い。むしろ貴方達は手話を使えたり、手話故に遠くて声が通らなくても意思が伝えられたり、口の動きだけで会話を読み取れたりと沢山の能力を身につけているんだから長所とも言える』と伝えました。

 

そして、今日の石山のプレゼンはまさにそうでした。

 

これ、聴覚障害を持っていない人でも皆が手話を覚えたら色んな場所でコミュニケーションツールとして使えるんだなと思いました。

 

いつか手話でプレゼンなんて日が来るのかも知れません。


園庭がバナナとライチで満たされる

新規案件の現場確認に行ってきました。

 

 

これ、敷地の広さ21ha(ヘクタール)もあります。

 

『えっ、ha(ヘクタール)? それ平方メートルだと幾ら?』

と周りの人に聞いてしまいました。

 

 

大体、ha(ヘクタール)なんて単位を園舎設計をやっている時に聞く事なんて殆どありません。

で、21haは210,000平方メートルです。

 

敷地が10万の単位になっていました。

ここに、30クラスで900名規模の幼稚園と、そこに園庭や農園、更に植物園的な物まで併設されるらしいです。

 

良く東京ドームで何個分と言う表現をしますが、東京ドームは約5万平方メートルなので、40個分の広さです。

 

ちなみに、ココの敷地にはバナナが自生していたり。

 

 

更にはライチまで自生していました。

 

 

ライチの木なんて生まれて初めて見ました。

ライチの時期は6月だったらしくて、実がなっているのは殆ど見かける事は出来ず、萎んだ実を幾つか見かけただけでしたが・・

 

 

それにしても、こんな敷地に幼稚園を建てようなんて話、実に面白いです。

 

さて、これも実現するかどうか。

楽しみにしたいと思います。


完成してるのか、完成していないのか。園舎にする事は出来るのか。

先日、既に完成した建物を幼稚園に改修したいとの相談を受けたので見てきました。

 

それがこれ。

 

 

ん? 完成してるのコレ?

と言う感じです。

何せ、外部の建具が入っていない所が何か所もあるんです。

 

ただ、空間としては超ユニークです。

8層の吹き抜けがあったり。

4層の吹き抜けがあったり。

8層のあるのに、各階が2層分ずつの高さを使っているスキップフロア形状なので実際には4層分しかない贅沢な造りだったり。

階高が5M近いので、各階の天井高が幼稚園にしては有り得ない位の高い天井が想像出来たり。

地下も2階まであり、建物全体の延べ床面積は9000平米近くあります。

 

これを改修したら面白くなる事は間違いないです。

ただ、予算がとんでも無く必要となる予感が大です。

 

オーナーの想いは強いですが、これからどうなるか。

楽しみです。


園舎設計に必要な事は伝える力

最近、益々ブログを書きにくくなっています。

情報として出してよい事と、出してはいけない事がハッキリしてきていて、どちらかと言うと情報を出してはいけない事の方が増えているからです。

 

だから以前ならタイムリーにドンドン書けていた事が、全然書けなくなっています。

 

だから今日は先日の出張で某国に行った時のホテルでの出来事を。

 

ホテルのラウンジで、アイスアメリカ―ノを頼もうとしたら『それは無い』と言われたので『ではダブルエスプレッソとグラスに氷を入れて持ってきてください』と頼みました。

 

 

スタッフの女性は『それなら大丈夫!』と言った感じで、サッサッと用意してきてくれたのが、コレ。

 

ウイスキーのロックを作るセットが登場しちゃいました。

 

 

いっそ、ここにエスプレッソを入れて飲んでみようかな・・・と思ったものの、何とか気持ちを抑えて『普通のサイズのグラスをください』と可愛らしく言って、最後は事なきを得ました。

 

コミュニケーションと言うのは、上手く伝える方が素晴らしいのか。

それとも、上手く理解出来る方が素晴らしいのか。

 

どちらが正解か何てことはありませんが、伝わらなければ意味をなさない事は事実です。

そして私達の関わる園舎設計には、まさにこのコミュニケーション力が求められます。

 

だから、こんな小さな事からでも反省した日々でした。


園舎を作る時に必要な物は

毎日の様に新規の問い合わせを頂きます。

国内はもちろんですが、国外からも頂きます。

そして、その大半が他社との比較では無くて、私ピンポイントでの話です。

更に、その大半が幼児教育や環境の大切さを理解されていて、私達に熱い想いを話してくれます。

 

世の中には無数の設計事務所がある中で、私達に期待を寄せて頂けるのですから大変嬉しくて、有難い話です。

 

しかし現実には私達は40名に満たない程度の所帯です。

どんなに一生懸命にやりくにしても、お引き受け出来る仕事には限界があります。

だから丁寧に辞退させて頂く事があったり、時期をずらして頂く検討が出来るかをお願いしたりもします。

 

余談ですが、私達が仕事をする中で一つのブレない物があります。

それは、依頼主が熱い想いを持っているかどうかです。

先程も書きましたが、幼児教育や環境、デザインに対しての熱い想いです。

予算は最低限は必要ですが、予算が無限にある必要はありません。

しかし熱い想いは無限にあって欲しいのです。

 

何故なら、一つの建築や環境を作る時には様々な判断が必要となってきます。

その判断要素の中には当然予算が付きまといます。

 

予算に限りがあっても、私達はアイデアを出します。

何故なら私達も熱い想いを無限に持っているからです。

 

だから依頼主にも、何か課題に直面した時に熱い想いを持っていてくれれば一緒に乗り越えられると信じています。

 

これからも、そんな方達との出会いを楽しみにしています。


上海の幼稚園 工事進行中

一昨日の武漢から日本に帰国して、今日は上海です。

こちらでは、既存建築を幼稚園に改修する工事が進行しています。

 

 

中国の既存建築は、日本の既存建築ではあまり見る事の無い、高い天井や広い空間を持っていたりします。

もちろん、有り得ない位に複雑に増築された建築があったり、構造的な不安要素を持っていたりもする時がありますが、今回の建物は私達から見れば、なかなかのハイスペックです。

 

高い天井や広い空間はもちろん、大きな吹き抜けで上下が繋がっていたり、水辺が周囲にあったり。

 

 

下の写真の様な形態をした天井の部屋があったりもします。

 

 

こうした既存の建築で魅力的な部分は積極的に残して再生させる事で、既存のストーリーを引き継ぎながら、オリジナリティある幼稚園として再生させる事が出来ます。

 

 

しかも、やっと少しだけまともな施工業者が入ってくれています。

これまでのプロジェクトの工事現場は、一人親方みたいな人がドンドン勝手に作っていくのを必死に止めながら直しては進むと言う信じられない位の苦労をする物ばかりでした。

そして、完成する物も私達が日本では見逃す事の出来ないディテールも見逃さざるを得なかったりもしました。

 

ただ、今回は施工図も出てきて事前承認を求めてくれたりするので少しだけ進歩出来そうです。

 

海外のプロジェクトは、トライアンドエラーの連続なので強い精神力が求められますが、大きな遣り甲斐もあります。

この遣り甲斐の部分が私達の強いモチベーションとなり、次へ進めさせてくれています。

 

そして、どの国でも私達が設計した空間に入って沢山の笑顔を子供達が見せてくれた時に、私達が大きな喜びを得られるからです。

 

中国のバトーナー達に言わさせれば、この現場ですら沢山の改善の余地があるとの事ですから、これから更に改善していきたいと思います。


中国・湖北省の幼稚園

中国は湖北省で工事が進められてきた幼稚園が、ほぼ完成となりましたので最終確認に行ってきました。

 

 

 

この案件は相談を頂いてから、2年位かかった気がします。

しかしオーナーが実に真剣に幼児教育に取り組みたい意思をお持ちの方で、私達の提案を真摯に受け止めて頂きました。

 

 

だから、工事中も不具合は何度もやり直してもらったり。

コストは嵩む一方だったのですが、それが子供達の為になるならと言う意思をお持ちでした。

 

もちろん、今回の現場体制は日本とは全く違う状況の中で、日本の工事品質と同じ事を求める事は無理がありますが、

『この体制で良くここまでの品質に持ってこれたな』と担当者の努力に頭が下がりました。

 

 

オーナーは、私達が常に『幼稚園はハードだけ整えてもダメ。本質は教育なのだからソフトの充実を』といい続けている事

も理解してくれて、現場の先生達を日本の保育園に研修に送り込んだり、実際に日本のベテラン幼稚園園長と顧問契約を結び、定期的に指導をしてもらう事まで実現されました。

 

私達も沢山の反省がありますが、それらは間違いなく次へのステップになると感じています。

 

正式な写真は改めて紹介しますので、楽しみにしていてください。


北海道の幼稚園

朝5時半に事務所を出て、羽田へ向かいました。

そして、8時のフライトで北海道へ。

 

目的は既存幼稚園の改築相談を受け通り、敷地確認です。

 

まだ詳しくは書けませんが、敷地がとても素晴らしいです。

少し高台にある事から、遠くには綺麗な山並みが見えたり。

もちろん周囲には美しい雑木林があったり。

園の敷地の一部にはこんな場所があったり。

 

 

こんな場所を大人が手作りしてる訳ですが、どんな豪華な遊具なんかよりも、魅力があると思います。

 

だから園舎設計とか環境を作る時って、もちろんお金は必要なのですが、それ以上に必要な物は『熱意』と『知恵』だと思うのです。

むしろ、『熱意』と『知恵』を欠いた形で環境を作ろとしても、幾らはコストをかけても素敵にはならないと思っています。

 

世の中には、不思議な位に豪華な園がありますが、豪華な園=素敵な園と言う訳では無い理由がココにある訳です。

 

ちなみに、ココの園長先生の熱意と感覚は最高です。

 

一緒に環境作りをさせてもらえる事がとても楽しみです。

 

この素晴らしいロケーションを活かす事に徹したいと思います。

 


広島の土砂災害

昨晩から打合せの為に広島に入っています。

 

広島中心部は一部の店舗が営業時間短縮等を行っていましたが、その他は普段と変わらずでした。

 

ところが、やはり空港と広島市内を結んでいる山陽道の一部が土砂災害の為に通行止めである事から、アクセスが容易ではありません。

 

打合せを終えて帰る為に空港ほ向かうには、新幹線で東広島駅まで向かって、そこからタクシーで空港へ向かう必要がありました。

 

実際に行ってみると、今朝に通行止めは解除された様でしたが、山陽道から見える山間に所々には土砂崩れの跡が見れました。

 

 

もっとスゴイ箇所が幾つもあったのですが写真が撮れませんでした。

そして空港でランチを取ろうとしていたのですが、行ってみると給水制限が原因で空港内レストランは全て営業停止。

 

 

空いてるのは殆どの品物が無いコンビニだけでした。

あるのはカップ麺と一部の菓子パン。

 

だから私はカップ麺を頂きました。

 

岡山の被害は未だに大変な状況が続いている様です。

一日も早く被災された方達が落ち着いた生活に戻れる事を祈念しています。


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