静岡の保育園に勤務する保育士の暴行についての報道が連日されています。
これが事実だとしたら残念な事です。
報道からの情報だけを受けていると『そんな事をする保育士なんて信じられない』と言う気持ちになるのですが、報道で保護者のインタビューを見る事が何度かあり、その保護者達は『〇〇先生は、そんな事する様な人じゃないと思う』と言う事や似たような事を言ってたりしました。
そんな中で、今日は更に富山の保育園でも保育士が暴行疑惑としての報道が出てきたり。
でも、ここでも保護者のインタビューでは『そんな事をする様な先生では無い』と言う声が聞こえてきました。
でもいつの時代も報道だけを見ているとこれはどこまでが真実なのかが気になります。
SNSではないマスメディアは、それなりのフィルターやチェックが掛かって報道されていると多くの人は信じています。
確かに事実ではあると思いますが、一方で事実ではない部分もあります。
日本には報道の自由と言う権利がある事から、新聞やテレビの関係者は取材後に報道内容の確認を取材相手にする事は殆ど無いからです。
私達も過去に何度も取材を受けてきましたが、その度に『記事や放送内容の事前確認は出来ますか』と聞くと『それは出来ないんですよ。悪い様にはならないので心配しないでください』と言われて終わるのです。
私達への取材はポジティヴな物ばかりだった事からトラブルになる事はありませんでしたが、世の中には報道が事実と異なる形でされて困っている方は多くいます。
マスメディアは影響力が大きすぎるので、事実と異なる報道で世間に誤解を植え付けてしまうと今の時代は個人がSNSを使って誤解を誇張して拡散する傾向がある事から更に大変な事になる訳です。
だから、今回の様に保育士の問題も過剰に不安を煽る様な報道は真面目に働いてる保育士達にも影響が出るかも知れないのです。
私達が運営している保育園KIDS SMILE LABO(キッズスマイルラボ)の保育士達は毎日子供達と真剣に向き合っています。
そこには沢山の喜怒哀楽がある訳ですが、保育士と子供、更には保護者との信頼関係があるからこそ出来る事です。
もし、そこに無用な嫌疑心が介在する様になったら保育士達は子供達と正面から向き合えなくなるかも知れません。
だから保育士の件は、報道を一方的に受け止めないで欲しいと思います。
保護者や保育園を管轄している行政は、こうした事件が起きて不安になる気持ちはあると思いますが、保育園や保育士を信じてあげて欲しいのです。
そうすれば、必ず子供達にとってプラスの環境になるはずです。
全ては大人の心持次第です。