鳥取の保育園

鳥取で工事中の保育園が形が見えてきたので、現場へ。

 

 

 

都市部には都市部の園舎がある様に、空気の綺麗な場所にはそうした環境を存分に取り込める園舎があっても良いと思っています。

そして外観についても、地方には地方の風景に合った、街並みとして違和感の無い外観であるべきだとも思っています。

 

こちらの保育園は、まさにそうした事を具現化した建築になってきています。

 

外観は外構工事が終っていないので、改めての公開としますが、華美な色を使わずに大きな伸びやかな屋根を掛けていて、スッと街並みに溶け込んでくれています。

 

そして建物外周に等間隔で配された木製建具は全部開放出来る様になっています。

これにより、気持ちの良い季節は全開放して存分に気持ちの良い空気を取り込める様になっています。

 

下の写真は廊下と道路の関係性を表した写真です。

 

 

道路境界には蛇篭が配されていますが、建具を開放した事で、かなり開放的に外部と繋がっている事が分かると思います。

 

そしてトイレと廊下と外部関係性を示した写真。

 

 

階段の上にミラー状の板を張った幼児トイレがあるのですが外部の景色を映り込ませているので分かりにくいかも知れません。

ここも建具を開け放つと本当に気持ちの良い空間となります。

 

鳥取でも、この園舎が建つ地域は冬の寒い時期の平均気温はマイナス3度前後まで下がります。

逆に夏場の熱い時期は37度前後と年間気温差が激しい地域です。

降雪の12月から2月にかけてはある地域なので、今回は一枚目の写真で分かりますが薪ストーブが設置されています。

 

実は他にも小さな仕掛けが散りばめられているのですが、それを最初に知って体験するのは子供達と言う事に。

 

まだ二期工事と外構が残っているので、更に環境は良くなると思います。

楽しみです。

 


奈良の保育園

奈良県内で工事中の保育園は園舎部分が先行して完成間近で、とても良い雰囲気になってきています。
周囲が工場地帯である事からコンセプトを「ファクトリー」として定め、外観はオシャレな工場風に。



インテリアは、天井や配管を露出したり、あえてラフな材料で仕上げたりして子供達の「あれ何だろう?」「あのパイプは水が流れてるんだ」など好奇心を育むファクトリーになる予定です。



更に床を踏むと発電する仕掛けや、壁を秘密のパターンでノックした時だけ開く子供用ドアなど、夢や創造力も育むファクトリーになります。



園舎が先行して完成した後に既存園舎解体を行い、園庭整備を行う予定で更に良くなる予定で楽しみです。

イタリアンレストランを保育所に

横浜市内でイタリアンレストランを保育所に改修する設計を担当しています。



写真は現在の工事状況。
ここの保育園は0才〜2才まで預かる訳ですが、設計のコンセプトは『Farm』。
『Farm』って言うと田畑や農場と言う意味ですが、ここでは乳児を預かり育むと言う事と合わせて子供達の創造性や感性を育むと言う事を大切にしてデザインしている事から来ています。

小さな保育所ですが、上述のコンセプトを小さな形で散りばめています。

1か月程で完成を迎えるので、改めて報告出来ればと思っています。
 

現場確認と設計事務所検査

朝から東京都目黒区内で工事中の新設保育園『アソシエ柿の木坂保育園』に行ってきました。



やっと、現場事務所が解体されて足場も外され始めたので全容が見えてきました。
既に既存の樹木に囲まれた気持ちのイイ雰囲気が見えてきているのですが、まだ外壁の塗装や、外構と言った重要な部分が沢山残っています。
これから、もっと雰囲気が良くなるはずです。



次は埼玉県八潮市にある『小倉あさひ幼稚園』の現場に。



こちらは新築部分もあるのですが、写真は既存の遊戯棟を耐震補強して改修している所です。
完全に新築の様にキレイになってきています。
吸音に配慮した天井材とランダムに埋め込まれた照明が入った天井はとてもキレイです。


最後に、埼玉県越谷市で工事中の『しらとり保育園』現場へ。
こちらは建物が概ね完成してきていて、設計事務所検査の日でした。



写真はダイニングルームから中庭を見たもの。
木造である事から天井は木の構造材をあえて表している事から全体にとても温もりのある雰囲気になっています。
そして部分的に高い天井から間接的に降り注ぐ太陽光が室内を柔らかく包み込んでくれる感じは実に気持ちの良い空間になってきています。

こちらも残工事はありますが、全てが整うと更に良くなると思います。
楽しみです。

千葉の子育て支援施設

千葉県市原市にある福増幼稚園さんの子育て支援施設の工事が進んでいます。



このプロジェクト、色々な経緯があって面白い形で関わっています。
設計は吉村靖孝さんで、私達は監修と言う立場です。

実は、元々セメント置き場として使われていた天井の高い倉庫があり、それを活かして中に施設を設計する予定でした。
それが現行法の規制に結局引っかかる事が解り、断念。

そして次の提案として出てきたのがテント倉庫を建てて、中に木造の施設を入れ込むという物でした。

だから建物の中に建物が入っているのです。


下の写真はカフェスペース。



ここは建物の外に作られるのですが、水辺や外に広がる緑と視覚的に繋がる気持ちの良い空間になります。

外観も少しだけ公開。



手前の木造部分がカフェスペースで、奥にテント倉庫が見えています。
この木造部分に関しても、前面にFRP防水と言ったかなり強い防水塗膜が施されていて、水や紫外線を相当ブロックする仕様になっています。

外構が出来たら更に良くなると思います。

建築の面白さはモチロンなのですが、福増幼稚園の最大の特徴はやはり理事長の宮田先生です。
とにかく思考がポジティブで、アンチ過保護です。
子供達の成長には様々な学ぶや経験が必要だと言う事を理解されていて、小さな怪我の必要性も大変理解を示してくれます。

そんな理事長がいるからこそ、こうした従来の枠にはまらない施設の設計が実現した訳です。

運営母体は学校法人ですが、施設としては幼稚園でも保育園でも無く、子育て支援施設とは言っているものの、カテゴリー分けはとても難しい施設です。

しかし、これが間違いなく地域の子供達やお父さん、お母さんが集う施設になりそうな予感がします。

楽しみです。

園舎動画公開 『さかわ幼稚園』

昨年に完成した『さかわ幼稚園』新園舎の動画が公開されました。
緑が豊かで優しい雰囲気の環境で子供達の笑顔と元気な姿をご覧頂けます。


土合舎利保育園 動画公開

昨年、キッズデザイン賞、ウッドデザイン賞を受賞した土合舎利保育園の動画が公開になりました。
風の強い地域と言う事を捉えた上で、風から守りながら風を受けいれて遊んだりする様子や、明るくて気持ちの良いダイニングルームやトイレ等がご覧頂けます。

 

長崎の幼稚園

長崎県内で工事が進んでいる、矢上幼稚園へ行ってきました。
現在、新園舎の工事が進んでいるのですが、まだ園舎だけが出来ている状態で、この後に既存園舎解体や外構、園庭、植栽整備が残っているので全体の雰囲気として完成するのは3月頃になります。

今日は園舎部分のみの設計事務所検査でした。


写真は教室です。



天井を貼っていません。
床や壁に貼られている木の板は通常は下地に使う合板です。
ロッカーの材料同様です。

天井を貼っていないので、配管や配線、エアコンや照明器具がどの様にして取り着いているのかが丸見えです
木材も木目がハッキリしていたり、節があったりと、とても木らしいです。
ササクレは無い様に表面は整えてありますが、ザラザラやデコボコはしています。

子供達にとって『あれは何?』と言った興味が沢山湧いてきそうな空間になりました。

ダイニングルームも同様です。



ここに木製の家具が入ってくる予定なので、とても良いバランスの空間になると思います。


コストや工期の課題から、難題を逆手に取って提案させて頂いた事をオーナーに理解頂いて実現した訳ですが、
ご理解を頂くまでに担当者とオーナーが類似事例を幾つも見に行きました。

これまでに無い事に挑戦する時は通常以上に価値観の共有が大切です。
私達が良いと思っていても、それを何故良いのかを共有出来ないと成功しないからです。

そういう意味で、オーナーはとても感性が良く、提案に対してドンドン理解をして頂きました。

最終形は改めてお伝えしたいと思います。
 

全天候型保育園

ある建築賞の現地審査があったので、福島県いわき市内に昨年完成した、三宝保育園に行ってきました。
今朝はかなり激しい雨が降っていた事から園庭は大分ビショビショです。

玄関を入ると、子供達の元気な声が耳に入ってきます。



屋内砂場で遊んでいるのです。
更に奥に見えているプールでも子供達が遊んでいます。

量は多くないですがゴムボールが投入されていてミニボールプールとして遊んでいました。



三宝保育園についてはこれまでに何度か解説してきました。
東日本大震災で全壊となった園舎の改築事業だった訳ですが、原発から遠く無い事から放射線量が多いと外で十分に遊べないと言う状況であった事から、通常外遊びで出来た事を室内で出来る様にする事が求められたのです。

砂場、プールに加えてかけっこも出来る40mの長さを持つ幅広の廊下も設けられました。

最初の設計は放射線量が要因となった訳です。ところが開園してみると悪天候の時にも砂遊びやプール遊びが出来るのです。

子供達の運動旅不足が浮き彫りになってきている東北地区ですが、今日の三宝保育園を見る限りは子供達の運動量は圧倒的に多く見えました。

これが一年、二年と継続されていく事で結果として健康な身体づくりの一助になるのではないかと期待をさせてくれるシーンでした。


そういえば、園を変える間際に嬉しいシーンに遭遇しました。



保育士さん達が、園舎を丁寧に掃除してくれているのです。
どうりで綺麗なはずです。
間もなく一年が経過するとは思えない位にキレイでした。



 

新しい園舎の動画が公開されました。

新しい動画が公開されました。
今回は、今年完成した『厚木のぞみ幼稚園』です。

 

40年前に私達が既存園舎を担当させて頂いてから、今回の改築も担当させて頂いた案件で、当時の園舎にあった明るくて光が降り注ぐ広い中廊下を再現しています。

今回もSide AとSide Bがありますので、是非ご覧ください。

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