北京の子育て支援施設 動画公開

北京で先日完成した、子育て支援施設【CLC BEIJING】の動画がYOUTUBEに公開されました。

 

 

以下のリンクでもご覧いただけます。

https://youtu.be/GXlwGy-ARcM


中国・湖北省の幼稚園

中国は湖北省で工事が進められてきた幼稚園が、ほぼ完成となりましたので最終確認に行ってきました。

 

 

 

この案件は相談を頂いてから、2年位かかった気がします。

しかしオーナーが実に真剣に幼児教育に取り組みたい意思をお持ちの方で、私達の提案を真摯に受け止めて頂きました。

 

 

だから、工事中も不具合は何度もやり直してもらったり。

コストは嵩む一方だったのですが、それが子供達の為になるならと言う意思をお持ちでした。

 

もちろん、今回の現場体制は日本とは全く違う状況の中で、日本の工事品質と同じ事を求める事は無理がありますが、

『この体制で良くここまでの品質に持ってこれたな』と担当者の努力に頭が下がりました。

 

 

オーナーは、私達が常に『幼稚園はハードだけ整えてもダメ。本質は教育なのだからソフトの充実を』といい続けている事

も理解してくれて、現場の先生達を日本の保育園に研修に送り込んだり、実際に日本のベテラン幼稚園園長と顧問契約を結び、定期的に指導をしてもらう事まで実現されました。

 

私達も沢山の反省がありますが、それらは間違いなく次へのステップになると感じています。

 

正式な写真は改めて紹介しますので、楽しみにしていてください。


北京の子育て支援施設が完成

兼ねてより紹介してきた北京の子育て支援施設が完成しました。

 

 

600平米程の内装設計の仕事でしたが、設計から完成まで実に2年近く要しました。

途中で工事業者が変わる事は三度だったり、資材の入手がトコトン遅れたり、工事の出戻りがあったり。

 

 

日本では経験する事が無いであろう事を沢山経験しました。

 

 

しかし、オーナーは実に理論的な戦略を持っていて、私達のデザイン思想やアプローチを受け止めて頂き、手間やコストが掛かる部分についても何とか実現の道を付けてくれました。

 

 

結果として出来たものは、これまでに無いコンセプトのユニークな子育て支援施設として注目を集める事になっています。

 

本施設は1歳から6歳までの子供達を会員制をメインとして預かりながら、遊び、学び、運動と様々な活動が出来る様になっています。

また現場にいる先生も、中国語、英語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、日本語と多様な対応をしており、普段の遊びの中でも英語が積極的に取り入れられています。

既に沢山の会員登録があり、幼稚園や保育園と言った既存のカテゴリーには無い施設ではありながらも、注目を集める施設となっています。

 

 

これからの展開が楽しみです。


千葉の認定こども園、東京の保育園

今日も現場確認です。

朝4時半起きで、スタッフと共に千葉で工事中の認定こども園現場に。

 

 

既存であった素晴らしい竹林を残して、原風景として子供達の記憶に残してもらう事を意図しました。

敷地の高低差が建物一層分以上あるのですが、それが逆に魅力的な外部環境となっています。

 

 

土の斜面は、天然の滑り台の様に。

更に内部にはこんな空間も。

 

 

下のフロアと繋がっているネット遊具ですが、ここから見える竹林も素晴らしいです。

 

 

この後は、都内の現場へ。

 

 

こちらも目の前には多摩川が流れ、近隣は低層住宅が並び、大きな松の木が聳え立つ絶妙なロケーションです。

背景にある高層ビルは実は道路に立つと殆ど見えません。

 

だから、こちらは街並みに違和感無い様に色彩やデザインにも気を配りました。

そして、もちろん松の木は残して活かしました。

 

内部はこんな感じ。

 

 

右側の窓から多摩川が見えているのが分かります。

この保育園には、実際に世界で活躍しているアーティストのアトリエが入ったり、ギャラリーが設置されていたりと、一般的な保育園とは大きく違う素敵な保育環境です。

 

そして、それらを牽引する園長先生の明るくポジティヴな雰囲気が園の雰囲気を抜群に盛り上げています。

 

子供達の入るのが楽しみです。


中国の幼稚園 河南省編

クリスマスイブはなんと中国で過ごすハメに。

最後の追い込みをしているプロジェクトの確認です。

以前にも書いた、とてもユニークな既存建物を幼稚園にリフォームする案件だったのですが、なかなか素敵な感じに出来てきました。

 

こんな全面御影石をドンと張っていたり、アーチを描いた窓がある様な建物は今の日本じゃ巡り合えません。

 

 

なので、私達は出来る限り外観を触らない様にしました。

上の写真ではサンルーム的なガラスの部屋を付け足しました。

 

 

中から見るとこんな感じです。

まだカウンターが出来ていなかったりするのですが、ここはダイニングルームになります。

 

 

そして元々は玄関ホールだった場所。

今度は玄関としの利用はしなくなりますが、シャンデリアや豪華な天井、手摺、柱装飾などは全て残しました。

そして奥の方にガラスの部屋が見えているのが教室です。

 

 

これが実に素敵な幼稚園の雰囲気に。

上階の天井が高かった部分にはロフトを挿入して、空間に変化を加えました。

 

 

とにかくユニークな事は、オーナーがゼネコンの現場監督の様な位置にいる事。

工程管理も資材手配もオーナーが全て行い、個別に発注した職方に任せていくのです。

だから工期はドンドンずれるし、様々な職種が絡む複雑な工事になると混乱が始まったり。

施工の粗さは想定していましたが、許容出来る部分は許容しながらだったり。

 

それでも、私達もの難しい要求を何とかやり遂げようと必死に向き合ってくれました。

 

最後まで何が起きるか分かりませんが、最後まで頑張りたいと思います。

 

この後、オーナーは夕食の場で私の誕生日を祝ってくれました。

 

 

紙の王冠かぶらされて、顔にクリームまで塗られる始末(笑)

 

 

こんなに気を遣ってくれる人達に出会えた事に感謝です。


鳥取の保育園

鳥取で工事中の保育園が形が見えてきたので、現場へ。

 

 

 

都市部には都市部の園舎がある様に、空気の綺麗な場所にはそうした環境を存分に取り込める園舎があっても良いと思っています。

そして外観についても、地方には地方の風景に合った、街並みとして違和感の無い外観であるべきだとも思っています。

 

こちらの保育園は、まさにそうした事を具現化した建築になってきています。

 

外観は外構工事が終っていないので、改めての公開としますが、華美な色を使わずに大きな伸びやかな屋根を掛けていて、スッと街並みに溶け込んでくれています。

 

そして建物外周に等間隔で配された木製建具は全部開放出来る様になっています。

これにより、気持ちの良い季節は全開放して存分に気持ちの良い空気を取り込める様になっています。

 

下の写真は廊下と道路の関係性を表した写真です。

 

 

道路境界には蛇篭が配されていますが、建具を開放した事で、かなり開放的に外部と繋がっている事が分かると思います。

 

そしてトイレと廊下と外部関係性を示した写真。

 

 

階段の上にミラー状の板を張った幼児トイレがあるのですが外部の景色を映り込ませているので分かりにくいかも知れません。

ここも建具を開け放つと本当に気持ちの良い空間となります。

 

鳥取でも、この園舎が建つ地域は冬の寒い時期の平均気温はマイナス3度前後まで下がります。

逆に夏場の熱い時期は37度前後と年間気温差が激しい地域です。

降雪の12月から2月にかけてはある地域なので、今回は一枚目の写真で分かりますが薪ストーブが設置されています。

 

実は他にも小さな仕掛けが散りばめられているのですが、それを最初に知って体験するのは子供達と言う事に。

 

まだ二期工事と外構が残っているので、更に環境は良くなると思います。

楽しみです。

 


奈良の保育園

奈良県内で工事中の保育園は園舎部分が先行して完成間近で、とても良い雰囲気になってきています。
周囲が工場地帯である事からコンセプトを「ファクトリー」として定め、外観はオシャレな工場風に。



インテリアは、天井や配管を露出したり、あえてラフな材料で仕上げたりして子供達の「あれ何だろう?」「あのパイプは水が流れてるんだ」など好奇心を育むファクトリーになる予定です。



更に床を踏むと発電する仕掛けや、壁を秘密のパターンでノックした時だけ開く子供用ドアなど、夢や創造力も育むファクトリーになります。



園舎が先行して完成した後に既存園舎解体を行い、園庭整備を行う予定で更に良くなる予定で楽しみです。

イタリアンレストランを保育所に

横浜市内でイタリアンレストランを保育所に改修する設計を担当しています。



写真は現在の工事状況。
ここの保育園は0才〜2才まで預かる訳ですが、設計のコンセプトは『Farm』。
『Farm』って言うと田畑や農場と言う意味ですが、ここでは乳児を預かり育むと言う事と合わせて子供達の創造性や感性を育むと言う事を大切にしてデザインしている事から来ています。

小さな保育所ですが、上述のコンセプトを小さな形で散りばめています。

1か月程で完成を迎えるので、改めて報告出来ればと思っています。
 

現場確認と設計事務所検査

朝から東京都目黒区内で工事中の新設保育園『アソシエ柿の木坂保育園』に行ってきました。



やっと、現場事務所が解体されて足場も外され始めたので全容が見えてきました。
既に既存の樹木に囲まれた気持ちのイイ雰囲気が見えてきているのですが、まだ外壁の塗装や、外構と言った重要な部分が沢山残っています。
これから、もっと雰囲気が良くなるはずです。



次は埼玉県八潮市にある『小倉あさひ幼稚園』の現場に。



こちらは新築部分もあるのですが、写真は既存の遊戯棟を耐震補強して改修している所です。
完全に新築の様にキレイになってきています。
吸音に配慮した天井材とランダムに埋め込まれた照明が入った天井はとてもキレイです。


最後に、埼玉県越谷市で工事中の『しらとり保育園』現場へ。
こちらは建物が概ね完成してきていて、設計事務所検査の日でした。



写真はダイニングルームから中庭を見たもの。
木造である事から天井は木の構造材をあえて表している事から全体にとても温もりのある雰囲気になっています。
そして部分的に高い天井から間接的に降り注ぐ太陽光が室内を柔らかく包み込んでくれる感じは実に気持ちの良い空間になってきています。

こちらも残工事はありますが、全てが整うと更に良くなると思います。
楽しみです。

千葉の子育て支援施設

千葉県市原市にある福増幼稚園さんの子育て支援施設の工事が進んでいます。



このプロジェクト、色々な経緯があって面白い形で関わっています。
設計は吉村靖孝さんで、私達は監修と言う立場です。

実は、元々セメント置き場として使われていた天井の高い倉庫があり、それを活かして中に施設を設計する予定でした。
それが現行法の規制に結局引っかかる事が解り、断念。

そして次の提案として出てきたのがテント倉庫を建てて、中に木造の施設を入れ込むという物でした。

だから建物の中に建物が入っているのです。


下の写真はカフェスペース。



ここは建物の外に作られるのですが、水辺や外に広がる緑と視覚的に繋がる気持ちの良い空間になります。

外観も少しだけ公開。



手前の木造部分がカフェスペースで、奥にテント倉庫が見えています。
この木造部分に関しても、前面にFRP防水と言ったかなり強い防水塗膜が施されていて、水や紫外線を相当ブロックする仕様になっています。

外構が出来たら更に良くなると思います。

建築の面白さはモチロンなのですが、福増幼稚園の最大の特徴はやはり理事長の宮田先生です。
とにかく思考がポジティブで、アンチ過保護です。
子供達の成長には様々な学ぶや経験が必要だと言う事を理解されていて、小さな怪我の必要性も大変理解を示してくれます。

そんな理事長がいるからこそ、こうした従来の枠にはまらない施設の設計が実現した訳です。

運営母体は学校法人ですが、施設としては幼稚園でも保育園でも無く、子育て支援施設とは言っているものの、カテゴリー分けはとても難しい施設です。

しかし、これが間違いなく地域の子供達やお父さん、お母さんが集う施設になりそうな予感がします。

楽しみです。

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