2024.01.04 Thursday
幼児の城2024年がスタートします
まず、能登半島地震で被災された方にお見舞い申し上げます。
そして改めまして、新年あけましておめでとうございます。
元旦から暗いニュースに見舞われましたが、一昨日には羽田空港へ被災地へ物資輸送しようとした海保の航空機と旅客機が事故を起こし、ここでも人が亡くなられてしまったりして、一年のスタートとしてはかつて無いくらいのネガティヴな雰囲気です。
それでも毎日、時間は止まらずに過ぎて行く訳ですので、元気に動ける者としては私達に課せられた使命を一生懸命に全うしていこうと思っております。
今年も年明けは早朝の役員会からスタート。
そして9時からは設計チームが集まって新年顔合わせ。
それぞれが新年の抱負を述べていきました。
そして、今年も近くの神社へ新年祈願へ。
実は、羽田の事故が原因で取締役の鈴木が出先から帰京出来なくて、一人足りない祈願に。
でも、今回ばかりはどうにも出来なかったので、残念ではありますが集合写真も鈴木抜きで。
午後からは通常業務がスタートしました。
今年についてですが、いよいよコロナ渦が明け、少しずつ国内外の移動や往来が増えてきました。
既に、この後には海外からの視察団を受け入れたり、講義をする予定があったり、海外出張も控えていたりします。
『幼児の城』として幼稚園や保育園の設計活動はもちろんなのですが、『福祉研』としては老人ホームやデイサービスセンターなどの相談も増えております。
以前にも書いている事ですが、私が幼稚園や保育園の設計をする時に活かせる事は自らの幼少期における体験や経験な訳ですが、老人福祉施設については、少しずつ自らの年齢が老いてきた事で現実味が湧いてきています。
『もし自分が要介護なった時に、入りたい施設が全然ないじゃないか』と言う状況を目の当たりにして、本気で関わり始めています。
幼児施設の置かれている環境を変えるのに20年も掛かったのですから、老人福祉施設を変えるのも簡単ではない事は承知しています。
それでも、『変えなきゃ行けない』と強く心に思うのです。
こんな事を毎日、毎年、思い続けて色んな事に挑戦をしてきました。
自分達で保育園『KIDS SMILE LABO(キッズスマイルラボ)』を運営してみたり、レストラン『2343』を経営してみたり。
地域を盛り上げるために『イチゴマルシェ』を運営してみたり。
私達がやる事は、物事の本質にアプローチしようとする事から手間と時間が掛かります。
そして既存の商流や方法に立ち向かう事もあったりします。
そうすると、最初は色んな事を言う人が出てきてします。
でも、面倒な道でも粘り強く、時には3歩進んだのに2歩下がったりしても、1歩ずつ進んでいく事で理解者や伴走者が増えてきたりします。
理解者が増えていくと、その勢いは強くなります。
それが私達なりの主流を作る方法だと信じています。
今年も挑戦すべき相談が幾つか届いています。
私達が、その本質に関われるかどうかを一つの判断基準として、前に進むべき事だとしたら全力で取り組みたいと思っています。
今年も沢山の方と会い、沢山の方と感動を分かち合いたいと思いますので、2024年も日比野設計をよろしくお願いいたします。
米国の大手建築メディアArchitizerが、私達のプロジェクトをフィーチャープロジェクトにセレクトしています。
This nursery transforms learning into an adventure, featuring forest-like interiors with bumpy paths and varied elevations, creating a playful environment for discovery and growth.
— Architizer (@Architizer) January 4, 2024
Details: https://t.co/rBDUlWEi8I | 📍 Yamanashi, Japan pic.twitter.com/BJKl2ju0LF