2343の拘り食材達

今朝の2343の朝食には、こんな卵が沢山並びました。

 

 

で、朝食後にはこんな場所に行ってきました。

 

 

養鶏場と言うほどの大きさは無く、わずか15羽程度を飼っている提携農家さんです。

この鶏たち、上の写真では餌をあげたので群がっていますが、この鶏舎の日中は扉が開いていて鶏達は自由なのです。

 

 

2500坪もある広大な山の中にあるので、自由に山の中を歩き回っているのです。

こんな環境で育てられている鶏が生む卵は抜群の美味しさです。

 

更に農家さんは、他にも有機野菜を作ってくれていて、皆で人参を収穫しました。

 

 

これ、実は人参を大きく成長させる為に間引いた人参なのです。

 

 

通常は廃棄されてしまう物でも、素晴らしい品質の人参である事から、シェフの濱砂が今日のスタッフ用ランチに調理してくれました。

 

 

動物に触れたり、土や野菜に触れたりすると、なんだかホッとしますが、それは他のスタッフ達の笑顔を見てもそうだった様です。

 

2343の食は、こうした拘りを持つ生産者の方との連携を常に強め、良質な素材を新鮮なうちに調理してお客様に提供しています。

 

それにしても厚木って、つくづく食材に恵まれている所だと思います。

当然かも知れませんが、山があり、森や林があり、清流から一級河川もあり、温泉もあります。

 

こんなに自然豊かな環境なのに東京まで50kmしか無かったり、東名高速を使うと世田谷まで25分で着いたり。

 

まだまだ認知度が低いのが不思議ですが、これから間違いなく注目度が上がるはずです。

 


雨で遊ぶ方法を子供達は知っています

先日、たまたま一つの動画を見かけました。

 

幼児の城FBなどでもシェアしましたが、動画はニュージーランドのある幼稚園で撮影された物で、2017年に投稿された後に世界中でシェアされていたものです。

 

まさに子供達の純粋かつ創造性豊かな部分を見る事が出来て、自然と笑顔になってしまうので是非ご覧ください。

 

 

子供は、本当に沢山の可能性を秘めています。

 

‬ ‪誰も教えなくても雨を活かした遊びを生み出し、夢中になっているのです。

 

‪汚れるとか、危ないとかはどうでも良くて、楽しい事に、ただ夢中になっています。

 

 

多くの大人は、幼少期の泥まみれになって楽しく遊んだ事を思い出したのではないでしょうか? もし‪大人が子供に対して「雨が降っているから部屋に入りなさい」や「滑り台が雨で滑りやすいから危ないからやめなさい」と言っていたら、このシーンは生まれていなかったでしょう。

 

 

子供達を信じて「危ないからやめなさい」を言わない事はとても大切な事だと改めて思います。

 


幼稚園や保育園も切り口を変えてみたら面白いはず

普段の海外出張は顧客から招待される事が多い為、そうなると滞在中は殆どが顧客と行動を共にする事になり、自由な時間は殆どありません。

 

ただ、今回は展示会主催者に招待されてはいるものの、意外に拘束は無く帰国日が週末と言う事もあったので一泊延長して、やっとフリーな時間を持つ事が出来ました。

 

で、行ってきたのがこんな所です。

 

 

M50クリエイティブスペースと言うエリアなのですが、古い建物群をアーティストやデザイン関係者に賃貸して、ギャラリーとして使わせたり、デザイン関係会社のオフィスにさせたりしているのです。

 

 

意外に緑豊かで気持ちの良い雰囲気です。

 

 

ゴミ箱もデザインされていたり。

 

 

YU Nanchangのギャラリー。

 

 

太極拳を単色のオイルペイントで表現しているのですが、とても素敵でした。

価格は日本円で150万ほど。

 

 

ちなみに少し大きめの黄色版もありました。

 

 

 

名前を伺うのを忘れましたが、この方のギャラリーも雰囲気は力強くて良かったです。

 

 

 

他にもアートホテルと言う3室だけのホテルがあったり。

面白かったです。

 

 

更に、この後は新しく出来たホテル『Edition』へ。

 

 

インテーナショナル系の5スターホテルらしくない、ミニマリズムモダンな雰囲気です。

 

 

 

和食レストランも、和の雰囲気を出し過ぎていなかったり。

 

 

 

屋上のバースペースからはBundエリアが一望です。

 

 

プールの雰囲気も良かったです。

 

 

 

 

次は静案地区に新しく出来たホテル『Sukhothai』。

 

 

デザイナーは『Edition』と同じですが、こちらはよりインダストリアルな雰囲気に。

 

 

更にこの後には新上海オペラ劇場へ。

 

 

行ったら、『新』のはずなのに閉鎖されていました(笑)

事情は不明です。

 

最後は、日本では目黒に出来たばかりで、連日の長蛇の列なスターバックス・リザーブ・ロースタリー。

 

 

上海でも出来立ての頃は並んでいたらしいですが、今は全く列は無く入れました。

 

 

いわゆるコーヒーのアミューズメントパークですね。

 

 

コーヒーの焙煎、袋詰めまでがオートメーション化されていて、それが目で見える様になっていたり。

 

 

コーヒーと言うコンセプトの中で、コーヒーのビールがあったり、カクテルがあったり。

コーヒーを楽しめる様に作られていました。

 

 

そういえば、ストローは紙ストローでした。

 

 

コーヒーと言うのは既に飽和状態のビジネスと思いきや、切り口を変え、見せ方を変えるだけで新しいビジネスが生まれて需要を生み出す事を改めて認識させてもらう良い機会でした。

 

日本の幼稚園や保育園も、少子時代の今だからこそ新しい切り口と見せ方が必要な時代ですね。

そして、そのヒントは異業種にあるんだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 


子供達にもっと自然を

自宅から徒歩圏内にある森林公園をトレッキングしてきました。

 

 

私は小さい頃から外遊びや自然が好きで、今でも住むなら自然の近くが良いと常に思っています。

だから今の家の周りも豊かな自然があり、先日車を運転していたら突然大きな牡鹿が目の前に現れて、危なく轢くところだったり。

朝から付近で銃声が聞こえると思ったら、猿を追い払うボランティアが空砲を撃っていたり。

 

それにしも、厚木って人口が20万人もいるのに中心街区から7kmで標高280mくらいの森林へ登れるんです。

 

 

そして、そこから見える景色は絶景です。

 

 

ちなみに、こうした山並みと反対側を見ると横浜のランドマークタワーや、東京スカイツリーが見えたりもします。

 

私達の園舎設計が常に自然と向き合うのは、こうした背景が強くあります。


森と海のようちえん cocobito

葉山で活動をしている『森と海の幼稚園 cocobito』に伺ってきました。

 

 

と言うのも、ここを運営している園長の松下さんと保育士の篠原さんを、あるキッカケで知り、子育てや保育に対して自分達の追い求め、環境作りをゼロからスタートさせ、更にはその資金集めから一生懸命になって頑張っている姿を知って感銘を受けたからでした。

 

このパンフレットの全体のイメージ図ですらもイラストレーターには頼まずに松下さんの手描きです。

 

 

実際に伺ってみると、こんな環境です。

 

 

 

 

『何も無いじゃないか』と思う人は沢山いるかも知れません。

しかし私には世間一般の幼稚園や保育園には無い物がココには沢山あると思いました。

 

なんと敷地全体は5000坪と言う広さです。

元々は草木が生え茂っているだけの状態だった物を、一年かけてボランティアや地域の方達の力も借りながらココまで切り開いたとの事でした。

 

敷地内部から入り口側を見ると、山と空しか見えません。

 

 

そして空にはトンビが三匹も気持ち良さそうに飛んでいました。

トンビと言えば、私が育った藤沢の湘南台でも小さな頃は沢山飛んでいました。

ピーヒョロヒョロヒョロと言う鳴き声と翼を広げているだけで空を自由に飛び回る姿をずっと見続けていた事を思い出します。

 

敷地には高低差があり、斜面と平らな場所が交互にある環境を松下さん達は『今は三階にいます』とかネーミングをしていました。

そして良く見ると焚火の跡が見えたり。

 

 

今の時代、街の園で焚火なんて自由に出来ないですし、火が危ないと理由で火に近づかせる事すら子供達はさせてもらえない事が殆どですが、ココではそんな事は全くありません。

 

 

実際に焚火をしている時の写真はコチラ(写真提供:cocobito)

 

 

 

大きなイチョウの木の下には沢山の銀杏が落ちていて、銀杏を集めいてたり。(写真提供:cocobito)

 

 

 

 

実は、ココは9月から子供の受け入れをスタートしたのですが、まだ子供は一人だけ。

親御さんが、この環境の素晴らしさを理解してくれて預ける事を決めたそうですが、何とも贅沢な環境です。

 

そして良く見ると子供が裸足で歩いている事が分かります。

 

 

 

ちょっとしたステージの様な物もあったり。

 

 

このステージではテントを張って過ごしたりもしたそうです(写真提供:cocobito)

 

 

先程も書きましたが、私の育った湘南台も当時はこんな感じの里山が沢山あって、毎日こんな感じで野山を駆け回り、その中で沢山の事を学び知ったと思っているので、こんな環境で子供が毎日生活出来る事は今の時代にはとても貴重な事なんだと思います。

 

 

もちろん出来合いのオモチャなんか無くて、森にあった物木々や木の実などを使って様々な遊ぶ物が作られていました。

ちなみにご飯もこのテーブルにお弁当を広げて食べていました。

 

コチラの園は定員は10名までと設定されていて、現在何件かの入園希望や相談は既にある様です。

こんなに豊かな環境で、自治体からの補助金も一切もらわずに運営しているにも関わらず保育料も一か月39,000円と破格の値段です。

 

でも定員10名で39,000円を集めても、390,000円にしかなりません。

そこに園長と保育士の二人がいて、園の経費を控除した後に果たしてどれだけの給料が貰えるのかを考えた時に思わず『安すぎるから、もう少し高くしても良いのでは』と言ってしまいました。

 

ところが、松下さんは『今の保育料では運営が厳しい事は分かっていますが、高くする事で一部の限られた人しか入れない園の様にはしたくないんです。だから保育料以外の部分で収入を得られる様な仕組みを考えたいと思っています』との事でした。

 

とても素晴らしい考えだと思います。

 

しかし、やはり現実的に続けられるのかが心配になってしまいますし、こんな素敵な環境と取組は是非維持をし続けて、より多くの子供達がココで成長して欲しいと思ってしまいます。

 

こうなると、理念に共感するけど変に口を出さないスポンサーが必要です。

 

彼女達の当面の目標は小さくても雨風や寒さを凌ぐ事が出来る園舎です。

恐らく、それを整備するには諸経費込みで1500万くらいは必要なはずです。

 

だからこの資金の一部を提供してくれるスポンサーか、もしくは建築の資材を提供してくれるスポンサーを募集しています。

木構造体、屋根材、外壁材、床材、内装材、衛生設備機器など。

綺麗だったら中古建材でも使い道はあります。

 

是非、貢献したいという方はコチラまで連絡下さい。

https://e-ensha.com/profile_inquiry_form/

 

園をご紹介して繋がせて頂きます。

 

 


園舎設計に必要な事は伝える力

最近、益々ブログを書きにくくなっています。

情報として出してよい事と、出してはいけない事がハッキリしてきていて、どちらかと言うと情報を出してはいけない事の方が増えているからです。

 

だから以前ならタイムリーにドンドン書けていた事が、全然書けなくなっています。

 

だから今日は先日の出張で某国に行った時のホテルでの出来事を。

 

ホテルのラウンジで、アイスアメリカ―ノを頼もうとしたら『それは無い』と言われたので『ではダブルエスプレッソとグラスに氷を入れて持ってきてください』と頼みました。

 

 

スタッフの女性は『それなら大丈夫!』と言った感じで、サッサッと用意してきてくれたのが、コレ。

 

ウイスキーのロックを作るセットが登場しちゃいました。

 

 

いっそ、ここにエスプレッソを入れて飲んでみようかな・・・と思ったものの、何とか気持ちを抑えて『普通のサイズのグラスをください』と可愛らしく言って、最後は事なきを得ました。

 

コミュニケーションと言うのは、上手く伝える方が素晴らしいのか。

それとも、上手く理解出来る方が素晴らしいのか。

 

どちらが正解か何てことはありませんが、伝わらなければ意味をなさない事は事実です。

そして私達の関わる園舎設計には、まさにこのコミュニケーション力が求められます。

 

だから、こんな小さな事からでも反省した日々でした。


レッジョエミリアアプローチから学ぶべき事とは何か

都内で開催されたレッジョエミリア関連のイベントに伺ってきました。

 

イタリアはレッジョエミリアで実際に市立園を運営している組織『パンタレイ』からペタゴジスタのフランチェスカさんと、アトリエリスたのマルコさんが来日されて、昨日から二日間に渡って事例や理念の紹介、座談会等の構成でした。

 

私は昨年と今年の二度、現地に行って沢山の施設を訪問したり、現地で直接ペタゴジスタやアトリエリスタから話を伺いました。

当時のブログでも書きましたが、この素晴らしい取組を多くの方はコピーして『ウチはレッジョエミリアアプローチを取り入れてます』と言うような事とするけど、やるべき事はコピーじゃないと言う事です。

 

この取組の本質にある部分を理解して、それを各国の各園として解釈しなおして実践するべきなのです。

そして、その多くは大人が忘れてしまっている、こどもごころを呼び起こせば自然と様々な事に興味が沸き、その興味こそが子供が様々な事に向ける興味とリンクするはずです。

 

リンクすれば、あとは簡単で、その興味を深く掘り下げる事をしていけば良いと思うのです。

 

もちろん大人が大人なりのアプローチをしすぎる事なく、子供がそれを深く掘り下げる手伝いをする側に回るべきなのですが、それだけの事です。

 

だから、大人は小さな時に持っていた『こどもごころ』を呼び起こさなきゃ。

 

陽の光が木々の間から差し込む美しさ。

水面のきらめき。

風のざわめき。

花の香り。

影の濃淡。

小さな虫の不思議な動き。

 

どれも全てが小さな時は新鮮だったはずです。

 

私は未だに当時のそうした感覚がよみがえりますし、未だに同じ様な感覚を持ちます。

人からは『子供だ』と良く言われますが、そうなのかも知れません。

 

でも、この感覚を忘れたくないと常に思っています。

 


宝塚歌劇団と園舎設計

人生初の東京宝塚劇場で宝塚歌劇団を見てきました。

 

 

特別講演だったので、10時50分から始まり、14時過ぎに終わると言うイレギュラーなスケジュールだったのですが、前半と後半の二部構成はアッという間に過ぎました。

 

別の言い方をすると、大感動の4時間でした。

 

一部の幕が上がった瞬間のカスミ越しに絶妙な立体感のあるライトアップの中で動き始める人からスタートした訳ですが、この段階で『うわっ』とゾクゾクとさせられてしまう始末。

 

その後は、演者の素晴らしいパフォーマンスと共に、オーケストラと、ドンドンと切り替わる素敵な舞台セット。

スピード感溢れる構成に圧倒されてしまいました。

 

休憩を挟んでの二部は、ダンスを中心としたパフォーマンス。

これが更に統率されていて圧巻なのです。

 

そしてトップスターと言われる朝夏まなとさんを中心とした構成は、多くの人を徹底的に魅了する様になっていて、ファンを引き付けて離さない理由が良く分かりました。

 

トップスターの演じ方、立ち居振る舞いはもちろん、出演されている全ての演者の方達が、あそこに至るまでにどれだけの練習を経て来たのだろうと図る事も出来ない位に圧倒されました。

 

改めて一流のプロの凄さに感動し、自らの姿勢を顧みる良い機会になった気がします。

 

宝塚歌劇劇団を見た事が無い人は、是非一度見てみる事をオススメします。


世界遺産と園舎

せっかく福建省に来てるのだから、福建土楼を見ないで帰る訳にはいかないと言う事で、今日は漳州市へ。

車を2時間半程走らせて向かいました。

 

そして目の前にドーンと登場です。

 

 

25年程前に、事務所にいた福建省出身の中国人の方に福建土楼の話を聞いて以来、ずっと見てみたいと想い続けて来たものをようやく見る事が出来ました。

 

この建築は古い物は1300年代に建てられたものであったりします。

この写真から見ても分かる通り円形の物と四角形の物があるのですが、外に対して閉じて内に対して開くこの形状の訳は盗賊対策だったそうです。

 

 

構造は木造で、壁は土で築きあげられているのですが、その厚さは1m50cm程にもなっているそうです。

 

 

中に入ると圧巻です。

『良くこの時代にこんな建築を建てたな』と人間の知恵と力の凄さを改めて強く感じました。

 

 

建築としての居住性については、各居室は狭くて暗いのが現実で快適とは言えないのが住民達の意見でもあるそうです。

 

 

 

またトイレは土楼の中には無く、一時的に容器に貯めたら外の川に流すそうで、これも不便な生活として住民が嘆く理由の一つとなっています。

 

写真に上げているのは観光客が殆どいない所を案内頂いたのですが、実際にはユネスコ世界遺産に登録されて以降は物凄い観光客が訪れる様になり、一部の土楼は完全に観光地かしており内部は全てショップとなっている様な所もありました。

 

更にそうしたエリアは土楼周辺にも及んでおり、かつては茶業で生活を支えてきた住民を観光業として生活を成す様に変化してきている様です。

 

そういえば、こんな巨木がありました。

樹齢650年近いガジュマルの木です。

下に見える人とのスケールを見ればその大きさがどれだけ大きいか分かると思いますが、幹の太さは1m50cmにもなるそうです。

 

 

あと、こんな風景も。

これ、完全に星のや軽井沢です。

 

 

と言っても、コチラの方が圧倒的に古い訳ですから偶然と言う事なんだと思いますが、とても素敵な環境がそこらじゅうにありました。

 

最後の一枚はコチラ。

子供達が川で魚を採りをして遊んでいました。

 

 

おばあちゃんが、昔ながらの天稟で物を担いでいたり。

 

 

土楼の周辺には鶏が放し飼いでウロウロしていたり。

 

 

アヒルも川に沢山いたり。

 

 

そして、そうしたアヒルや鶏は食べる為でもある訳で、そのアヒルを川で洗っている姿をみたり。

 

 

 

こういう風景を見ると、いつもホッとします。

何故なら、子供達や、人間が人間としての基本的能力を失っていないと感じるからです。

 

この地区は良い意味で映画に出てきそうな位の農村部です。

観光客が大量に来る様になり、一部の地域は以前とはかなり変わった様ですが、それでも大半の所は何世紀も変化していない様に見えます。

 

すなわち、そこには業者が作った様な遊具や人工的な遊び場は無いですし、加工済み食品を食べるなんて感覚は無いのです。

しかしどこにも負けない豊かな自然があります。

 

だから子供達は自然の中で自ら遊びを見つけて遊んでいる訳ですし、

動物は食料でありながら共存しているのです。

 

私達が幼稚園や保育園の設計で常に意識している事はまさにコレです。

大人である私達がデザインをしすぎない事。

物や事の過剰供給をしない事です。

 

そしてそこに不足が発生するならば、子供達や大人達が生み出せば良いと思っています。

人が物や事を創造をする余地を残したいのです。

 

今の時代、人間はAIをドンドン進化させて便利な世の中を構築しようと必死です。

しかし、AIとは人工知能であり、それを生み出す過程は人間が行っても、それそのものは人間が思考する事を放棄してAIに思考させようとしています。

 

人間は便利になる事へ知恵を使い過ぎ始めている気がします。

便利になり過ぎると、本来持っていた能力が退化し始めます。

 

こうした田舎を見ると、便利なんて知らなくても人間は十分に笑顔で暮らしていける事を再認識出来ます。

 

中国と言う国は、上海や北京と言ったハイテクが物凄いスピードで進化している巨大都市がある一方で、少し奥に行けばタイムスリップした様な良き時代の風景を沢山見る事が出来ます。

 

多くの人が、こうした風景を自分の目で見て、気持ちを切り替えるきっかけになって欲しいと思う一日でした。


幼稚園施設 調査(大阪編)

先週にに引き続き今週は大阪で、文部科学省『学校施設の在り方に関する調査協力者会議 幼稚園施設部会の現地調査に。

朝から大阪空港経由で大阪に入って二件の調査を終えました。

 

 

 

この調査においては事前に様々な方から推薦を受けた施設の中からセレクトがされた上で視察をしている事から、一定の評価を受けている施設として調査に来ているので当然かも知れませんが、今回の視察においてもとても豊かな環境を見る事が出来ました。

 

特に園庭は沢山の木々に囲まれた環境が、猛暑の中にも関わらずしっかりと木陰を作って涼しさを生み出していました。

そして、そこには園長の手作り遊具が抜群の一体感と雰囲気を演出していて、子供達が実に多様な遊び方をしていました。

 

もちろん、この環境を生み出した事に対して使いこなす現場の先生達、子供達の小さな怪我は成長に必要な事として認識する保護者等、様々な関わる人達の素晴らしい意識があるからこそ、成立している訳で環境だけ真似ても同じ様になる訳でない事も事実です。

 

世界にも沢山の素晴らしい幼稚園や保育園がありますが、日本にもまだまだ沢山の良い施設がある事を改めて認識する良い機会になっています。

 

明日も引き続き調査が行われます。


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