関西の園舎工事価格

園舎の打合せで岐阜に伺ってきました。
幼稚園や保育園に関わっていると、季節のイベントに触れる事が多く、こうした仕事で良かったなあと思える瞬間でもあります。

今日伺った園では餅つきが行われ、子供達が楽しそうに餅をついていました。



更に、石臼と杵を物珍しそうに触っている姿も見れたりして、こうして色々な事に触れて学んでいくんだ事は素晴らしい事だと思いました。

そしてこの後、ついて餅で岐阜の一部の地域で行われているらしい花餅を作りました。



園の先生から『冬場に花が咲かない地域が、こうして花に見立ててお正月に飾るんですよ』教えて頂きました。
枯山水もそうですが、何かを疑似的に見立てて事を楽しむ感覚って日本人はとても繊細に表現すると思います。
この花餅もこの距離から見たら完全に梅かと思ってしまうほどです。


こうした地域の伝統や習わしの様な事も子供達に伝えていく姿勢がとてもステキでした。


ところで、打合せの時に関西地区で実績のある建設関係の方と会いました。
雑談で『今、関東は資材、人材不足で建築業界はとんでもない事になっています。価格も工期も考えられない程ですが関西はどうですか?』と聞きました。

その方は『いやぁ、関西も同じですよ。大変な事になってます。重機も手に入らないし。入札なんて成立しない事ばかりですし、参加しない業者も沢山いますよ』との事でした。

九州でも同様の状況を確認してきているので、どうやらこの波は完全に全国に及び始めています。

相変わらず補助金は増えない状況下で、園舎改築を進める法人には自己資金負担の大幅増がのしかかってきます。
一年前の園舎価格は確実にアテになりません。
くれぐれも『隣の園は去年坪〇〇円で建った』と言う情報をアテにしない事が大切です。

現在の市況を勘案した予算を確実に確保した上で計画を進めないと、大変な事になります。

この事はオーナーだけでなく自治体も強く認識すべきです。
工期が守りにくい状況にも関わらず、以前として単年度工事を法人に押し付ける傾向が見られますが、現在の状況からしたらナンセンスです。

工期、予算に対してはより柔軟な対応をして欲しいと切に願っています。
 

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