ロンドンの保育園視察

今日はSOHO PARISH PRIMARY SCHOOLから。



歴史ある幼稚園のエントランスを工夫した事例です。
道路に面した部分が喉首の様に狭くなっている所を木のフレームを積みさ兼ねた様な印象的に仕上、これを中から見るとプレイジムの様になっています。



私達もネットでの仕掛けは沢山行いますが、それと似ています。
残念ながら子供入り写真はNGである事から、動きのある写真は撮れませんでしたが、子供達が楽しく遊んでいる様子は想像できます。

次は、世界中に900箇所を超える保育所運営をしている Bright Horizon社の展開するロンドン市内の最新保育所です。
ここも、写真撮影は子ども入りがNGなので紹介出来る物は少ないのですが、やはり海外においては株式会社運営の保育所は公立保育所よりも圧倒的に施設がキレイで方針は工夫がされています。

こちらの保育所も開所したてと言う事もありますが、しっかりと子供達を育てる仕掛けや工夫がされていました。
特に印象的だったのは、子ども用のクッキングスペース。



写真の左側にも続ているのですが、子供達がクッキングスクールの様な所で調理をするそうです。
そして自分達で食べたり、持帰って家族にあげたりするとの事。
とても良い事だと思います。


次はMotpelier Nursery。



かなり小規模な保育所です。
建築はシンプルな住宅の様なスケール感で良いのですが、使い方が残念な結果になっていました。
このパターンは海外の公立保育園では良くあります。

こちらも地域で建てられた保育所なので公立の様な物で、やはりそうした部分で運営や環境で差をつける意識が低くなった結果が建築を活かしきれない状況を生んだんだと思います。


帰り際に見た、Verginグループの展開する銀行『Vergin Money』の店舗がビックリでした。



型破りな経営で知られるリチャード・ブランソン氏は、これまでにも様々な事業の仕掛けをしてきた事は知られていますが、銀行においても同じでした。



まさにこれまでの堅苦しいイメージから一転させて、誰でも入りやすい明るい銀行を作ったのです。
一枚目の写真が一階にあるラウンジで、二枚目が地階のラウンジです。
地階はヴァージン航空の椅子が並べれて機内の雰囲気になっていました。
そして、ここでもコーヒー、紅茶等のソフトドリンクやクッキー等の茶菓子も無料なのです。

一角にはTVゲームの出来るスペースも。

面白かったです。
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