『幼児の城』 2016年 新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

今年も年末年始休暇とは言え、何故かこの時期に何件か問い合わせや連絡が来て結局対応してしまう事になり、改めてネット社会の便利さと不便さを実感しています。

『ならば携帯をオフにすれば良いじゃないか』とか『ネットに接続しなければ良いじゃないか』と言われるのですが、私の感覚ではどうしても折角私達に興味を持ってくれる方がいて、何かの理由でそのタイミングで連絡をくれているのだから私達も出来る限り対応をしたいと思うのが礼儀だと思ってしまうので、携帯オフとかは出来ないのです。

恐らく、身内や廻りの人には常に仕事から切り離れないので迷惑をかけていると思いますが・・・

今年は色々と変化や動きが多い年になります。
まだ書けない事もあるのですが、書ける事と言えば海外のプロジェクトが複数進行していて、恐らく年末までには幾つか結果を報告出来るのではないかと思っています。

何しろ海外の案件は私達にとっても初めての事であって全てが挑戦です。
それ故に、これがどんな形になるのかは私達も想像がしにくい状況です。

ただ、子どもに対しての感覚や園舎としてのアプローチについては日本で行ってきた事を伝えて理解と共感頂いた方とだけ組んでいるのでブレずに進めて行けそうだと思っています。

法律の壁がどうしても出てくる時があるのが厄介ではあるのですが。

もちろん日本においても従来通り、気持ちを寄せて頂いた方とタッグを組ませて頂いて真剣に取り組んでいます。
今年は長崎、兵庫、大阪、三重、奈良、埼玉、東京と言ったエリアで複数のプロジェクトが竣工する予定です。

どれもオーナーは理解のある方ばかりな上に、楽しみなコンセプトを持った園舎ですから、改めて紹介する時が来ると思います。


それから、今の所夏頃に新刊書籍の発行が予定されています。
幼児の城シリーズの第7巻になる訳ですが、全巻よりも更に充実した内容になりそうです。
こちらも時期が来たら報告をさせて頂きます。

海外の学生からインターン依頼が何件か届いてるので、日本語が話せない学生ですから来てくれたら社内には良い刺激になって面白そうです。


こうして業務範囲やエリアが広がっている背景から、良く人から『もっと人を増やしたら良いのでは』と言われます。
もちろん新卒採用は重ねているのですが、この業界は退社して独立する人もいます。だから現実には人数は増えていなくて、それでも質を確保しようとすると結局辞退をさせて頂く仕事も増えているのが現実です。
体裁を繕って無理に請けた所で結局依頼主に対して十分な対応が出来無くなるのは本意では無いからです。


それから人を育成するには時間がかかります。
特に建築設計の場合は学校の課題程度であれば創造力の豊かな人であればこなす事は出来ても、現実に大地に建つ物には創造力だけでなく技術力や知識が必要です。
更に私達の仕事には建築設計だけの知識ではなく、園舎を中心にどうやって園から園の伝えたい事を外部に情報発信するのかと言うコンサルタント能力も求められています。

こうした部分において力をつけだすのが、個人差はあってもどうしても30才前後になってきています。

それでも、こんな少子時代の中で忙しくさせて頂いてる時だからこそ期待に沿える様に頑張りたいと思ってスタッフ全員が昼夜を問わず頑張っています。

私は企業は真面目な部分と、少し砕けて面白い部分の両方が無いといけないと思っています。
この砕けた部分には、いわゆるミーハー的な感覚をどれだけ持っていけるかである訳で、時代の流れに乗るのではなく、時代の流れを創る側になるべきだと思っています。
私達にどこまで出来るかは解りませんが、しっかりとしたデータに基づく設計と合わせて、データには絶対に出て来ない人間の感覚の部分を研ぎ澄まして世の中に私達なりの解釈をした上で形にして発信する事も忘れずに進みたいと思います。


今年はあまり固い話は書きませんが、また心新たに一年間頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


そういえば、ウチの福祉施設研究所ブログ(http://dairy.hibino-fukushi.com/
)が昨年から心入れ替えて、担当の裏木が一生懸命に発信しています。
私の場合は不真面目さが出過ぎているのですが、福祉研ブログは書いてる記事が本人の性格がそのまま出てしまって真面目すぎるので、そんなに面白くないのですが・・・(笑)
でも、『つまらない』でもコメントを頂けると本人には良い意味での叱咤激励になると思っています。
恐らくこの5年間位の間に福祉施設でも意義と意味のある物を発信してくると思いますので、どうか多くの方に読んで頂き、福祉研にも興味を持って頂ければと思っています。





日本のデザインに関する情報を発信しているウェブサイト『Spoon & Tamago』さんで昨年の記事閲覧数1位が第一幼稚園の記事だったそうです。
実は、この記事が海外45か国以上で報道されたキッカケだった訳で、改めて私達の意を汲んで頂き、しっかりとした記事を書いて頂いた事に改めて感謝したいと思います。

 

Our #1 most popular post from 2015: this amazing preschool in Japan that made us all want to be kids again! Happy New Year! #spoontamagocountdown

Posted by Spoon & Tamago on 2015年12月31日
 

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