和菓子から園舎を学ぶ

下の写真、霜柱っぽいのですが御菓子なんです。



スタッフの谷野が持ってきてくれたのですが、正確には『霜ばしら』と言う名前のお菓子です。
創業1675年の超老舗で九重本舗 玉澤さんと言う所が作っています。

これの素晴らしい所は見た目はモチロンですが、そのコンセプトの付け方。

菓子の説明文にはこう書かれています。
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霊峰 蔵王の嶺々が冬の粧いを整え、麓にも霜柱が立ち始める頃、菓子職人の手作業による 銘菓「霜ばしら」 の製造が始まります。 
古(いにしえ)より受継がれる製造の業は、日々の天候を見ながら晩秋から早春の間中続けられ、やがて本格的な春の訪れとともに終了いたします。
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まさに霜柱の季節と共に食べられる様になり、春の訪れと同時にまた次の冬まで食べられなくなるのです。

このお菓子、食感も抜群です。
口に入れると繊細な氷がスーッと溶けていく様に消えていきます。

コンセプト、ネーミング、見た目、食感と全てがしっかりと筋の通って合致した商品です。


私は常にスタッフに園舎設計においてはコンセプトが大切だと伝えています。
その図面を他の土地に持っていっても建つ様ではダメなのです。
その土地、その園だからこのデザインであると言う風になるべきだと思っています。

そうした感覚と全く同じお菓子が地方の老舗菓子店で作られていた事に感動でした。

良い物を教えて貰いました。


九重本舗 玉澤【霜ばしら】の詳細はコチラで見れます。
http://www.tamazawa.jp/main.html
 

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