森と海のようちえん cocobito

葉山で活動をしている『森と海の幼稚園 cocobito』に伺ってきました。

 

 

と言うのも、ここを運営している園長の松下さんと保育士の篠原さんを、あるキッカケで知り、子育てや保育に対して自分達の追い求め、環境作りをゼロからスタートさせ、更にはその資金集めから一生懸命になって頑張っている姿を知って感銘を受けたからでした。

 

このパンフレットの全体のイメージ図ですらもイラストレーターには頼まずに松下さんの手描きです。

 

 

実際に伺ってみると、こんな環境です。

 

 

 

 

『何も無いじゃないか』と思う人は沢山いるかも知れません。

しかし私には世間一般の幼稚園や保育園には無い物がココには沢山あると思いました。

 

なんと敷地全体は5000坪と言う広さです。

元々は草木が生え茂っているだけの状態だった物を、一年かけてボランティアや地域の方達の力も借りながらココまで切り開いたとの事でした。

 

敷地内部から入り口側を見ると、山と空しか見えません。

 

 

そして空にはトンビが三匹も気持ち良さそうに飛んでいました。

トンビと言えば、私が育った藤沢の湘南台でも小さな頃は沢山飛んでいました。

ピーヒョロヒョロヒョロと言う鳴き声と翼を広げているだけで空を自由に飛び回る姿をずっと見続けていた事を思い出します。

 

敷地には高低差があり、斜面と平らな場所が交互にある環境を松下さん達は『今は三階にいます』とかネーミングをしていました。

そして良く見ると焚火の跡が見えたり。

 

 

今の時代、街の園で焚火なんて自由に出来ないですし、火が危ないと理由で火に近づかせる事すら子供達はさせてもらえない事が殆どですが、ココではそんな事は全くありません。

 

 

実際に焚火をしている時の写真はコチラ(写真提供:cocobito)

 

 

 

大きなイチョウの木の下には沢山の銀杏が落ちていて、銀杏を集めいてたり。(写真提供:cocobito)

 

 

 

 

実は、ココは9月から子供の受け入れをスタートしたのですが、まだ子供は一人だけ。

親御さんが、この環境の素晴らしさを理解してくれて預ける事を決めたそうですが、何とも贅沢な環境です。

 

そして良く見ると子供が裸足で歩いている事が分かります。

 

 

 

ちょっとしたステージの様な物もあったり。

 

 

このステージではテントを張って過ごしたりもしたそうです(写真提供:cocobito)

 

 

先程も書きましたが、私の育った湘南台も当時はこんな感じの里山が沢山あって、毎日こんな感じで野山を駆け回り、その中で沢山の事を学び知ったと思っているので、こんな環境で子供が毎日生活出来る事は今の時代にはとても貴重な事なんだと思います。

 

 

もちろん出来合いのオモチャなんか無くて、森にあった物木々や木の実などを使って様々な遊ぶ物が作られていました。

ちなみにご飯もこのテーブルにお弁当を広げて食べていました。

 

コチラの園は定員は10名までと設定されていて、現在何件かの入園希望や相談は既にある様です。

こんなに豊かな環境で、自治体からの補助金も一切もらわずに運営しているにも関わらず保育料も一か月39,000円と破格の値段です。

 

でも定員10名で39,000円を集めても、390,000円にしかなりません。

そこに園長と保育士の二人がいて、園の経費を控除した後に果たしてどれだけの給料が貰えるのかを考えた時に思わず『安すぎるから、もう少し高くしても良いのでは』と言ってしまいました。

 

ところが、松下さんは『今の保育料では運営が厳しい事は分かっていますが、高くする事で一部の限られた人しか入れない園の様にはしたくないんです。だから保育料以外の部分で収入を得られる様な仕組みを考えたいと思っています』との事でした。

 

とても素晴らしい考えだと思います。

 

しかし、やはり現実的に続けられるのかが心配になってしまいますし、こんな素敵な環境と取組は是非維持をし続けて、より多くの子供達がココで成長して欲しいと思ってしまいます。

 

こうなると、理念に共感するけど変に口を出さないスポンサーが必要です。

 

彼女達の当面の目標は小さくても雨風や寒さを凌ぐ事が出来る園舎です。

恐らく、それを整備するには諸経費込みで1500万くらいは必要なはずです。

 

だからこの資金の一部を提供してくれるスポンサーか、もしくは建築の資材を提供してくれるスポンサーを募集しています。

木構造体、屋根材、外壁材、床材、内装材、衛生設備機器など。

綺麗だったら中古建材でも使い道はあります。

 

是非、貢献したいという方はコチラまで連絡下さい。

https://e-ensha.com/profile_inquiry_form/

 

園をご紹介して繋がせて頂きます。

 

 


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