NYに幼児の城?

NYのプロジェクトについて、朝からビデオ会議でした。

 

 

時差がマイナス13時間な為に、私達は朝で先方は夜。

私達の事務所は、朝型勤務を推奨していて、レストラン2343の朝食も8時からスタートするので、私達は比較的問題の無い時間ですが、夜型の会社だと大変ですね。

 

海外の仕事は、日本のようにトントンと進むわけでは無いので、どうなるかは分かりませんが何れにしても日本以外の方からも私達の理念に共感してくれて、熱烈なラブコールを頂けると言うのは嬉しい事です。

 

 

 


幼稚園、保育園の工事でも高力ボルト不足

建築現場における高力ボルト不足問題は深刻です。

実際に私達の担当する現場でも、ボルトが入ってこない事から現場がストップしているのが出てきています。

 

現在の日本の建設事情は大分深刻です。

工事価格の異常なまでの高騰はもちろん、その背景にある人と材料の不足。

更に工期遅延と繋がっていきます。

 

価格高騰の度合いは、普段建築に関わっていない方に説明すると「嘘でしょ」と驚かれるレベルです。

 

スーパーゼネコンクラスの所が圧倒的な利益を上げている事を見れば、明らかに不均衡な事が起きている事が分かります。

資本主義社会で需要に対して供給が足りないと言う事態が起きると、当然ですが供給側が圧倒的な強気な立場を取ります。

 

実際に今回の事態でも、大手が高力ボルトを相当数を確保してしまっている事から、彼らは強気に出れる状態を作ってしまい、持っていない所は両手を上げざるを得ない状況に陥るだけの事になってしまっています。

 

もちろん、こうした背景の更に裏にある事は、材料や人不足による工期的な余裕を認めないプロジェクトが多い事が建設会社の不安を煽り、『受注の為には何とか確保しなくては』と焦られているのも一方の事実です。

 

こうした事態に対して、先週位から、ようやくマスメディアでも報道が始まってくれました。

 

私達の仕事領域で言えば、待機児童解消目的や耐震化目的で工事を進めている保育園や幼稚園が、予定通り完成しない事は明らかに利用者にとって不利益な事です。

 

これを解決するには、もう政府がそれなりの資金的な援助と、大手の確保している材料を流通させる手を打つしかないと思っています。

そして、事業者の方達がプロジェクトの工期に余裕を持つ意識が大切です。

 

さすがに、どうしようも無い事ですから。

 

私達は、こうした情報共有をタイムリーに顧客に届ける様にしていますので、お問合せ下さい。

 

 

【NHK】「高力ボルト」不足 過剰発注の可能性で国交省が要請

 

 

 

【ANN NEWS】建築用ボルトが足りない!影響深刻化で国交省が対応


北海道の認定こども園

一昨日の香港から一旦帰国帰宅をした後、昨日から北海道に入っています。

この北海道入りが実はとても大変でした。

 

出張が決まったのが10日程前だったのですが、その段階で何故か航空券やホテルが殆ど空いていません。

こんな事、今まであったかなと言う位の話です。

 

スタッフが色々と調べたら・・・・

なんとジャニーズの『嵐』によるコンサートが金土日の三日間に渡って行われるとの事なのです。

嵐は活動休止を発表している為、コンサートに今まで以上にファンが殺到しているらしく、それは近隣アジア諸国からも来るほどらしいです。

 

この余波をモロに受けた事で、札幌とその周辺市町村までもがホテルが取りにくくなり、航空券もキャンセル待ちをするしかなかった訳です。

 

とは言っても、最後には何とか確保出来たので北海道に来れました。

 

目的は新規案件の敷地確認だったのですが、もうその敷地の素晴らしい事。

 

 

タンポポが咲き誇っていたり。

 

 

高木が適度に日陰を作っていたり。

 

 

更には、こんな敷地も。

 

 

なんとも美しい雑木林なのです。

ココに立つと、鳥のさえずりと葉のざわめきがサラウンドの様に包み込んできます。

そして、木漏れ日が絶妙な陰影を演出しているのです。

 

いずれの敷地も抜群のスペックです。

 

子供達が沢山の遊びと学びを得る様子が容易に想像出来ます。

それでも、この自然を壊す事なく計画する事も私達にとっては大切な命題です。

 

この自然を守り、活かしながら、子供達に学びと遊びの環境として提供する事は設計者として、とても責任のある事だと感じました。

 

時間はかかりそうですが、尽力したいと思います。


中国で卓球外交

13(火)から中国は深圳に入っています。

以前からお伝えしている、新設小中学校の設計は佳境に入ってきています。

 

と言っても、実は工事は基礎が進んでいたりします。

中国では、設計が全部完了していなくても基礎工事が先行したりは良くある事なのですが、このあたりの感覚は日本で慣れている私達には、なんだか怖い気がします。

 

それから中国では予算管理の仕方が日本とは全く違います。

 

日本では目標の予算に向けて設計を調整しながら進めます。

中国ではとりあえず、予算をあまり気にせずに理想形に向けてドンドン設計をします。

 

今回の場合は政府がオーナーなので、政府要望が大分入ってきて、それがドンドンと予算オーバーに拍車をかけ、『全然予算足りないのでは』と言う状況になってきていました。

 

そんな所にタイミング良く、今回の地方政府側の長から面会依頼が来たので庁舎へ伺うと、なんだか凄い椅子に座らされました。

 

 

これ、良く政府同士の対談等で見るシーンのやつです。

まさか、こんな椅子に座って対談するハメになるとは(笑)

 

でも、こんな状況にして頂いたので遠慮なく現状の説明と予算が不足している事を伝えたら、

『せっかく素晴らしい学校を作ろうとしているのに予算が足りないのは良くない。なんとかしよう。』

と一言頂き、結局その場で13億近い予算が追加で用意される事に。

 

やはりトップが出てくると話が早いです。

 

関係者一同でホッとしました。

 

皆で笑顔になったので、この後は政府の教育長に以前から私が『卓球やりましょう』と言っていた事が実現出来る事に。

 

近くの学校の卓球室へ。

 

 

手前が教育長ですが、試合をして私が3-0で勝ってしまいました(笑)

ゴルフ接待ならぬ卓球接待なんだからと、皆に言われましたが・・・

 

でも教育長とは『またやろう!』と約束をしました。

 

どこの国でも仕事以外の事で交流を図ると、なんだかより以前より気持ちが近づいた気がします。

 

運動用の服を持ってきていなかったので、仕事着が汗でビショビショですが、これから香港へ移動です。


母の日に想う事『幼少期には沢山の愛を』

朝起きると、いつも隣に愛犬が寝ています。

 

 

可愛らしく見えますが、もう12年も生きている小型犬ですので人間の年齢からすると60歳から70歳くらいでしょうか。

それでもとても元気で、動きや仕草は子供の様です。

 

今日は日本は母の日でした。

 

 

母の日って、世界同一日かとおもいきや実は日本と同じ5月の第二日曜日なのは世界ではアメリカ、トルコ、オーストラリア、イタリア、フィンランド、中国などがある様ですが、世界同一では無い様です。

 

で、有難い事に私の母はまだ健在でいてくれるので、花を届けに行ってきました。

 

多くの方は同じ想いを持たれていると思いますが、この世の生を授けて頂いた事は本当に尊い事であり、感謝の想いが年々強くなります。

また、こうした日があると大人になって離れている兄弟が集まったりも出来て、そういう事のキッカケに母がなってくれている事にも感謝です。

 

以前に、ある保育園の園長が『幼少期には、子供が持っているコップに溢れる位の沢山の愛を注いであげると良いわよ。コップからあふれ出し始めたら、その子はその溢れた愛を周りの人にも配り始めるから』と話してくれました。

 

まさに私も幼少期に母から沢山の愛を受けたと思っており、未だに強く記憶に残っています。

 

そして、その愛の力を常に周りに伝えたいと思っています。

 

世界のお母さんと、そのお母さんを想う人達に『Happy Mother's Day !!』

 

 

 

 

 

 


子供達にもっと本物を

昨日、熱海の現場確認後に小田原にある江ノ浦測候所へ行ってきました。

 

名前からは何の施設か分かりにくいのですが、写真家の杉本博司氏の主催する小田原文化財団が運営している美術館的な施設です。

 

 

そのロケーションは眼下に海を見下ろし抜群です。

 

 

近年の杉本さんは、アーティストとしての活動の他に建築家とコラボレートとしてこうした質の高い建築も生み出されています。

 

 

空間、構造、ディテール共に美しい環境を生み出されていました。

 

 

そして使われている素材や置かれているアートも全て素材感に溢れるものばかり。

最近の幼児施設は、安易な偽物建材で溢れていますから私達は常に「幼児期に見たり触れるものこそ本物を」と声高に唱え続けていますが、やはり本物は年月を経たり、古くなればなるほどに良さが増していきます。

 

 

ココに置かれている建築は、どこかから移築してきたものだったり、展示物も歴史ある物が沢山あります。

そして、それらを絶妙な形で配置して環境を構築されていました。

 

アート好き、建築好きの方は一見の価値ある場所です。

 

 

完全予約制の為に、フラッと行くのはなかなか難しいのですが近くには湯河原、熱海、箱根と言った温泉宿も沢山ありますから、是非予定を立てて行ってみてください。 

 

江ノ浦測候所のサイトはコチラ

https://www.odawara-af.com/ja/enoura/


熱海の認定こども園

今朝、2343(http://2-3-4-3.com/)の農園に寄ったらシェフ達が育てているスイスチャードがとんても無い大きさに成長していました。

 

 

シェフ達は、これを自家製ビネガーソースを使ってソテーをし、朝食のビュッフェやランチに提供しています。

 

 

建築設計と同様に、食においても彼らはイチイチ拘るの所は頼もしいです。

 

 

熱海市内で既存小学校の一角を使って、既存保育園を認定こども園化をする設計を担当し、工事の大半が完成してきました。

 

 

既存の写真を用意すれば良かったのですが、前と後では相当なイメージチェンジが図れています。

既存は通風採光が悪く、カビっぽかった中庭も明るく開放的な雰囲気に作り替えて、保育室とダイニングを一体的に使える様に。

 

 

キッチンと配膳カウンターの写真ですが、スツールを置けば子供用カウンターにも。

 

 

更にテラスはこんな感じに。

 

 

元々あった水場を設計しなおして、テラスと一体的に。

 

子供達が入ってくれると、一層雰囲気が出ると思いますので改めて紹介します。


私達の考える食

事務所3階にあるレストラン『2343』に取材が入りました。

 

 

シェフ濱砂に『読者が家庭でも作れる様なレシピを提案して欲しい』と言う主旨で、濱砂がレシピを基に料理をするプロセスを記者の前でパフォーマンスを。

 

当たり前のことかも知れませんが、シェフは実に優雅に簡単に料理をやってのけます。

 

そして料理撮影。

 

 

更には食しているシーンも、

 

 

完全予約制であり、更にはお客様に贅沢な時間を過ごして頂きたい事から予約数を制限している事もあって、相変わらずの予約の取れない店となっており、多くの方の御意思に沿えない状況が続いておりますが、それでも連日予約の連絡を頂けている事に感謝です。

 

2343の現在はレストラン単体での営利を目的としていない事から、沢山のお客様を取る事よりも、私達の食に対するコンセプトの啓蒙と御来店頂いた皆様にとって、リラックスした贅沢な時間を過ごして頂きたいと言う事を大切にしています。

 

予約もゆったりとした余裕を持って頂ければ幸いです。

 

2343のサイトはコチラ

http://2-3-4-3.com/


中国 貴州の幼稚園

中国の貴州に来ています。

貴州と聞いてすぐ分かる方は、なかなかの中国通です。

あまり日本人には馴染みのない地名ですが、私達が行っていたのは貴州の州都である貴陽市で、人口は450の万人もいる大きな地方都市です。

 

茅台酒(マオタイ酒)と言う強いお酒の名前なら聞いた事ある人もいらっしゃると思いますが、貴州はその茅台酒の産地です。

このお酒、世界三大蒸留酒の一つと言われアルコール度数は35度から53度まで幅広く展開しています。

 

価格は1万円くらいの物から、古酒になると数十万もするものもあったりして、中国国内では偽物が多数出回っている程です。

だから本物にはホログラム処理がされていたり、更にそれを見る専用スコープがあったり。

 

ただ、結局はイタチごっこの様ですが・・・

 

 

で、その貴州貴陽市で昨年来幼稚園の新設が進んでおり、私達が設計監理に関わらせて頂いています。

ようやく8割ほどの工事が進んできたので現地確認となりました。

 

下の写真はダイニングルーム。

 

 

既存建物の改修で幼稚園化しているのですが、開放感を演出する為に鉄骨でサンルーム的なスペースを作りました。

この窓先には緑豊かな園庭が広がる様になっています。

 

 

次が教室とトイレです。

 

 

床は養生しているので見えませんが、中国ではまだ少ない天然木フローリングが敷き詰められています。

そして右側のガラス張りの部屋がトイレです。

コチラも開放的で明るいトイレがまだまだ少ない中で、オーナーが私達の提案に理解を示して頂きました。

 

 

そして図書コーナー。

 

 

外の美しい緑を取り込む仕掛けがデザインされていたり、子供達がお気に入りの本を読む場所を見つけられる様なデザインをしています。

 

 

現場日本の様な事前の細かい打合せよりも、その場でドンドン決定していくのである意味では日本よりエキサイティングな感じです。

そして、こんな時にはむしろipadの様な機器がより活躍してくれます。

私達が有している3Dデータや図面をその場で共有したり、現場写真を撮影してその場でスケッチを描き加えたり。

 

 

とにかく新しい事への挑戦が多くて面白いです。

 

 

全容は完成したら改めてお伝えしますが、外部や制服、ロゴも私達がデザイン監修をしていており、幼稚園の教育方針を見える化する工夫をしています。

 

ちょっとだけ中国建築現場よもやま話を。

 

この写真は、保育園で良く使われる午睡用ベッドを現場で制作している風景です。

 

 

日本では絶対に有り得ないですが、この程度なら簡単に作ってくれます。

もちろん品質は工場制作物には劣りますが、価格は爆安です。

 

 

ガラスは、このサイズなら一人の職人さんが背中で担いでしまいます。

 

これも日本であれば、必ずガラス用のバキュームキャッチャーで挟み込み、二人で運ぶのが通常ですから絶対に有り得ないです。

だから、たまにガラスが割られます(笑)

 

現場の一部が先行的に作られて、そこで職人さんが寝泊まりをしていたりします。

 

 

地方からの出稼ぎ労働者が多い中国の建築現場では、かつての日本の建設現場同様に飯場(寄宿舎)が作られる事も多いのですが、幼稚園くらいの小さな現場だと現場内に住んでしまいます。

そして夜間の警備員的な役割も果たしたりもします。

 

ある意味効率が良いとも言えますが、トイレを使われてしまうのが大分気になる所です・・・

 

 

そういえば、経由地の広州空港では、大量のロボット達が充電されていました。

 

 

なんとも行儀よく整列している様子は可愛らしかったです。

中国では豊富な労働力があるにも関わらず、空港やホテルなどでロボットの導入がドンドン進んでいます。

 

ロボットが人間の労働を奪う事で、ますます労働格差が広がる予感がします。


幼児の城スタッフが出産

嬉しい一報がありました。

 

出産を控えていた女性スタッフが無事に出産したとの事。

実は私達の会社としては13年ぶりくらいの女性スタッフの出産です。

 

10か月ほど前に懐妊の話を聞いてから、この素晴らしい事に対して会社が全面的に協力をしたいと思い、様々な事に対してトライをしたり、変えてたりをしてきました。

 

もちろん、一人のスタッフの懐妊がきっかけでありますが、それが私達なりの働き方改革であったり、働いてくれているスタッフ達や、その家族への報いにでもなって欲しいと願ってきたからです。

 

とは言っても、まだまだ完全では無くて常に私達は『もっと良くするにはどうしたら良いか』と言う議論を重ねています。

 

道半ばではありますが、まずは無事に出産をしてくれた事に大きな喜びを感じています。

 

幼稚園や保育園と言った子育て支援施設を沢山作ってきましたが、やはり私達はその環境も設計をしなくてはならないと改めて強く思いました。

 

小さな集団ですが、私達なりの子育て支援と言う答えを求めて精進したいと思います。

 

 


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