ポルトガル視察二日目
昨晩ホテルに着いた時、周囲は真っ暗で何も見えませんでしたが朝起きた時にようやく雰囲気を確認出来ました。
今回は、リスボンから140km近く離れた森の中にあるロッジです。
ロッジは結構シンプルに作られていて内部に見所は無いのですが、やはり一番はこの環境です。
写真でも分かる様に、朝方は霧深くてとても雰囲気のある森でした。
以前に造園家の方が、私に
『林』と言うのは文字の通り気が水平に並んで行くんだけど、『森』と言うのは字の通り上下左右に木が重なっていくんだよ。
だから森を作りたいなら、上下左右に木々を配置しないとダメなんだよ。
と教えてくれたことがありましたが、このシーンを見た時にふと思い出しました。
で、このホテルは朝食が無い為に近くに食べに行く必要があります。
ところが、今日は聖母無原罪受胎記念日と呼ばれる休日で、(聖母マリアがイエス・キリストを身ごもった事を記念する祭日)で、かなりの店が休業です。
そんな中で、一店だけポツンとやっていたカフェを見つけてパンとコーヒーを。
写真を撮り忘れましたが、パンを4種類、飲み物2種類とかで9ユーロくらいと激安でした。
今日が休日の為に、視察も出来ない事から珍しく一日オフとなる為に、少し周囲を観光です。
こちらはトロイアのヨットハーバー。
そしてトロイアビーチ。
こんなに素敵ななのに誰も居ません。
次は140km離れている世界遺産の街、エボラ地区へ。
途中で可愛い犬をバルコニーで見かけたり。
焼き栗を食べたり。
そしてカテドラルへ。
このカテドラルはポルトガルにあるゴシック様式教会では最古のものとの事。
レモンの木が生えている中庭も素敵でしたが、この屋上から見た赤い瓦の景色も素敵。
更に、内部の陰影も美しく。
なんと、今日の祝日を祝う為の特別なミサが行われていて、合唱隊の歌声が教会内に響き渡って本当に美しかったです。
下の写真がミサの写真。
日本人を全く見かけない場所でしたが、とても素敵な街でした。
明日もまた早起きします。