スタッフ近藤と茅野が結婚

幼児の城スタッフとして活躍してくれている近藤と茅野が結婚式をあげました。

 

 

久しぶりの社内結婚です。

近藤は教会の教会学校で毎週、先生として教えるほどのクリスチャンです。

 

そして、そんな近藤との距離が近づく中で、茅野もクリスチャンとなり教会へ一緒に通い続けた様です。

 

日本には信仰の自由がありますが、こうして一つの事を信じている二人は実に優しくて心が穏やかです。

 

そしてそんな二人の周りにいる人達も皆、優しく穏やかな人達でした。

 

 

そんな姿勢はもちろん仕事にも表れていて、二人の仕事ぶりは真面目そのものです。

スピード感が欠ける時はあるものの、とにかく一生懸命なのです。

 

こんな二人の結婚式に立ち会わせてもらい、この純粋な生き様を改めて目の当たりにした事で、『こういう人達が働きやすく、輝ける職場にしなきゃ』と感じさせられました。

 

そんな微笑ましい一日を過ごさせてもらい感謝です。

 


大阪の地震から改めて思う、幼稚園や保育園で大切な事。

大阪で震度6弱の大きな地震が起きました。

まず、被害に合われた方々にお見舞いを申し上げます。

 

私達の担当した園舎は、担当者が迅速に確認を取った所では致命的な被害は無いのを確認して、少しはホッとしました。

それにしても少しずつ被害の大きさが分かってくる中で、やはり地震の怖さを感じています。

 

日頃から、私達事務所内でも地震を意識した設計をする様に指示をしており、天井から重量物を吊る事を避ける事や建築以外の塀などの工作物においても十分な検討をする様にしています。

 

しかし、今回の地震で起きたのはブロック塀の倒壊による9歳児童の巻き添えでした。

 

こんな事は、阪神大震災の時も、東日本大震災の時も同様の事が起きていて、人間は学ぶべき機会があったのに、三度起きてしまったので、とても残念です。

 

倒壊しそうなブロック塀を有している土地所有者は、それに対して安全措置を施すのは当然の義務です。

そして、それを行政は見逃してはいけないと思います。

ブロック塀については法律で基準がありますが、実際には基準が守られていない事例が沢山あります。

ブロック塀を工事する時は一見、簡単そうに積んでいきますが、ブロックそのものは大変重く、それが何重にも積み重なった塀はとんでもない重量になっています。

 

そして旧耐震基準の建築で有効な耐震補強もせずに幼稚園や保育園として過ごしている所は更に問題があります。

 

建築はデザインどうこう言う前に、人の命を守るべき物です。

それが逆に人の命を奪う事になるなんて、あってはならない事です。

 

どうか多くの皆さまが、こうした意識を持ち、不具合のまま過ごす事なく迅速な対策を打ってくれる事を願っています。

 

地震はいつ来るか分からないのですから。

 

 


宮崎の認定こども園着工

設計を進めてきた、宮崎県内の認定こども園が着工するのにあたり地鎮祭が行われました。

 

 

敷地には、とても素敵なな大木があり、それを残しました。

この雰囲気がとても素晴らしく、これから園舎が出来る事でより素敵な環境になる予定です。

 

 

今回の神職さん、散米の時の仕草が実に美しいです。

 

 

それはもう、花咲爺さんの様でした。

 

最後に出席者一同で記念撮影。

 

 

こちら法人、理事長がとても理論的でありながら、感性の豊かな方です。

だから地方で周囲には田畑しかない様な環境でありながらも、法人としてはとても魅力のある組織となっています。

つくづく今の時代は地方も都市部も関係なくて、その人が価値を生むんだなと感じました。

やはり組織の長って、とても大事です。

 


幼児の城 in 深圳

昨晩に広州から深圳に移動して、今日はある事情があって中国政府に対してプレゼンの日でした。

 

 

中国の建築界における相当な重鎮や、政府の上層部の方等、なかなかのメンバーが揃われた中で、私達の案について話をさせて頂きました。

 

 

そして一通りの話をし終わった後に、そのメンバーからは沢山の誉め言葉を頂き、ビックリしちゃいました。

残念ながら、この話は現段階でこれ以上詳しく書く事は出来ませんが、どこかのタイミングでお話する事が出来るかも知れません。

 

この後は、香港へ移動です。


幼児の城 in 広州

中国の広州で開催されている大型の教育イベントにレクチャー講師として招待されたので行ってきました。

500席を超える席数があったのですが、会場に入りきれずに立ち見が出たり、外の通路で聞いてくれている人が出たり。

 

 

毎回沢山の人が私の話に興味を持ってくれる事はとても嬉しい事です。

なので、何故か演歌歌手の様な雰囲気の写真になっちゃいました。

 

 

スライドや動画を流したりすると、一斉に撮影が始まるのですが実に皆さんが真剣に聞いてくれます。

 

 

そして質疑回答の時にも超積極的に質問をくれるのです。

だから私の方が2時間をあっと言う間に過ごせてしまう感じでした。

 

そして有難いのは、レクチャー終了後には何故か沢山の人がサインや写真を求めに来てくれます。

 

 

しまいには、ウチの同行スタッフまで人気になってしまう始末でした(笑)

 


仮想と現実を彷徨う園舎設計。

私達は数年前から設計ツールをCADからBIMへとドンドン移行を進めています。

 

BIMとは、以前にも書いたと思いますがBuilding Information Modelingの略です。

すなわち、従来のCADと言う作図ツールは二次元がベースでしたが、BIMは三次元化前提の上に、建築のあらゆる情報を図面の中に入力していきます。

 

分かりやすく言えば、空間や素材だけでなく、コンセントの位置や配管の位置、構造体の詳細までが一つの図面に立体化して認識出来る様になります。

 

これで、工事前にかなりの事前チェックが出来る様になったり、完成後には依頼主にデータとして渡せば、建物の詳細が立体化したデータとして認識できる訳です。

 

一方で私達だけが進化しても、実際に対応する工事業者側が追い付いていないのも現実です。

大手建設会社は対応出来る所が増えていますが、地方の建設会社等は完全にこうした事を意識していない所も多く、

顧客の財産価値を高めると言う意識の部分での差が出来ている様な気がしています。

 

実際、四年かけて、大分事務所内に浸透してきましたが、逆に四年もかかってるのかと言う思いもあります。

 

そして、ここ数日で更に進化しそうな雰囲気を見たのが、3Dデータの動画化です。

実はこの話、日本人スタッフは意外に疎かったのですが、外国人スタッフの大半は「そんなの簡単だよ」的なリアクションでした。

そして実際にトライアルしてみると、あっという間に完成です。

 

でもそれを見た時の感動のレベルは想像以上です。

 

所が感動している時に頭のどこかで別の思いが・・・・

 

「様々なツールが進化して創造力次第では、多様な建築を作れる様になり、それを伝えやすくなってきた」

「しかし、これは全て創造段階の話であり、学生の課題設計の延長ににも見える」

「建築としての経験値が無くても作るのは出来てしまう」

「実際の建築には、やはり経験値は必要」

「そして、様々な土地要件に巨大な構造物としての建築を作るには、相当の実行力や実現力が必要」

「この実現力と創造力は別次元の話であり、創造は一人で画面に向かって出来るかも知れないが、建築の実現力には様々な人の力を束ねながら一つの目標に推進する人間力も求められる」

「だから、こうしたツールに感動だけはしていられない」

 

なんて思ったのです。

依頼主や一般の方に対して分かりやすく伝える為のツールが増えていく事は大歓迎です。

しかし、一方で私達は建築設計の専門家集団として、実際に実行する力を身につけていかなくてはいけないと改めて思う機会になりました。

 

仮想と現実の間を彷徨いながら、設計は進んでいく時代ですが、最後には現実社会の中に人間の為のリアルな建築を作る使命を全うしていきたいと思います。

 

 


幼児の城にはハングリー精神があるか

毎週月曜日の朝は、全体ミーティングがあります。

後半は各スタッフ達でプロジェクトや週の動き方についてを話してるので実務的ですが、前半は担当スタッフが各自テーマを決めてプレゼンをします。

 

このプレゼンは、テーマの面白さはもちろんなのですが大切な事は相手に伝えたい事が伝わっているかどうかです。

だから話し方、プレゼン資料のまとめ方まで様々な視点で、指摘が入ります。

 

今日の担当は台湾から来たウェイ。

 

 

プレゼンテーマは「初心忘れるべからず」。

自分が台湾に居た時、異端児として扱われた幼少期がある事。

しかし、それは一つの価値観でしか見られなかったからだと言う事。

そして、そうした状況を変えるには幼児教育が大切であると言う事。

更に、そこには環境が大切であると言う事。

だから、日本の私達の事務所で働きたかったと言う事。

更には将来の夢にまで語ってくれました。

 

話し方は日本語がまだまだ十分でない事から改善点はあるものの、とても良い内容の話でした。

恐らく多くのスタッフ達の心に響いたはずです。

 

 

実は、先日こんな話がありました。

スタッフの一人が私の所に、これから施主にプレゼンをする計画案を持ってきて意見を求めて来た時の事です。

一目みた瞬間に私は

 

「これじゃ全然ダメ」「使う人が本当に快適になって欲しいと言う視点に立ってない」

 

と叱りました。スタッフは

 

「しかし、現実の施設運営上の使い勝手やコストを考えると、この提案以外は難しいです」

 

的な返答をしてきました。

 

そして私はこう伝えました

 

「ならば、他の人に計画をやらせようか。もしくは私達は無能だからこの仕事を辞退して他の事務所に計画をしてもらおうか?」

「わざわざ遠方の私達にオーナーが設計を依頼してきている理由は何かを考えた事があるか」

「既成概念に囚われたり、既成のルールを前提に計画するならば、どこの事務所だって出来る」

「私達に求められているのは、既成の感覚を打ち破る提案なんだよ。」

 

もちろん、既成概念的な計画や機能優先の計画を行う事は必要です。

その上で、それらを越えたら、こんなに魅力が出て来ると言う提案をするべきなのです。

 

結局、彼らは一週間と言う短期間で素晴らしく改善をした提案をまとめ、施主にプレゼンをして施主から感動の言葉を頂けたと言う事になり、この段階では一段落となった訳ですが、ここで私達が学ぶべき事はハングリー精神なのだと思います。

 

17年前に私達が「幼児の城」と言うブランドを掲げてスタートした頃は仕事を引き受けるのに必死でした。

目先の事と合わせて、自分達のビジョンや理想からブレない様にする事を両立させるのは本当に至難でした。

でも、私達には誰にも負けない幼児施設への情熱がありました。

 

だからこそ、本気で訴え続けたし、それを理解してくれる人達が少しずつ増えてくれました。

 

しかし、今は沢山の受けきれない程に仕事の相談が来ます。

かつての苦労を知らないスタッフ達はそうした状況下にいるのが当たり前になっているのでは無いかと不安になるのです。

依頼主が一つの依頼を私達にくれるのは、相当な検討を経て頂いてるはずです。

何しろ設計事務所なんて全国に五万とありますから。

 

その想いの強さをスタッフ全員が理解するべきだと思っています。

そして、それに応えるには私たち全員が本気にならなきゃいけない。

 

オーナーの為はもちろんですが、そこを使うであろう利用者の為にもです。

その為に私達は専門家として特定のジャンルに特化して、沢山の成功も失敗も経験してきているのです。

経験全てをお客様に捧げる覚悟があるか。

 

私達は、これを常に自問自答続ける事が必要です。

 

外国人スタッフやインターンの多くは、わざわざ海外の事務所で働く訳ですから志が違います。

こうした部分に対してまさに「ハングリー精神」を持っていると言えます。

 

今日のウェイがプレゼンしてくれた事は、多くのスタッフ達の心に火を付けてくれる事を願ってやみません。

 

 

 

 


幼児の城には7カ国のスタッフがいます

今日からタイのインターン生が更に2人加わり、いつの間にか事務所には7カ国の人が入り混じっています。

 

 

多国籍って、想像以上に刺激的です。

日本語が話せない外国人が多いので、彼らとのコミュニケーションは基本的に英語になりますが、彼らもインターン中に日本語を少しずつ覚えて来るので段々と色んな言語が混ざってコミュニケーションが成立し始めます。

 

新しい文化って、こうやって出来ていくんじゃないかって感じています。

 

そして、国籍が違うだけじゃなくて信仰も違ったりすると食事の制限もあったりします。

以前はこうした制限食に対して私達の事務所近郊で対応出来るレストランや店が無くて不自由をさせてましたが、今はレストラン2343で全スタッフが食事出来る事と濱砂シェフが、そうした事に対しても対応してくれるので、色々と受け入れがしやすくなりました。

 

でも、こうした状況から私達は沢山の事を感じて学ぶ事が出来ます。

だから、スタッフ全員がこうした状況を存分に楽しんで、学び、多様な価値観を持てる様に成長する機会にして欲しいと願っています。


だから私達の設計は、自然や外部と繋がる

自宅近くの川で、子供達が靴を脱いで魚を捕まえようとしていました。

 

 

周りには水が張られ、田植えを終えた美しい田んぼが広がっています。

 

 

まさに私が40年近く前に毎日ザリガニや水棲生物を追いかけて川や田んぼに通い詰めていた頃の風景と同じです。

東京から車で30分と言う場所に、こんなに豊かな環境が厚木にはあるから私達はココを拠点とし続けられるんだと思います。

 

そして、私達の設計が自然や外部と繋がる事を大切にしてる事とリンクしているんだと思います。

 


鳥取の保育園竣工式

朝4時に起きて準備して、羽田から1時間と少しのフライトで米子に来ました。

 

米子には、弓ヶ浜と言う美しいカーブを描いた海岸があり、その先には大山(だいせん)を望む事が出来ます。

 

 

この土地で数年前にオーナーから一本のメールで園舎について問い合わせがあり、そこから糸を紡ぐ様にゆっくりと関係が構築されてきました。

 

これまでに私達は、日本の32都道府県で何かしら関わらせて頂いてますが、鳥取は今回が初めてのプロジェクトでした。

 

竣工式って、実は子供達のいない土日に行われる事が多いのですが、今回は子供達のいる平日です。

そして式には5歳児の子供達も参加していました。

 

 

これ、とても良い事だと思います。

そして、この園や地域が子供と大人の距離感が近く、信頼関係が成立している事が良く分かります。

子供達は参加している間は、ちゃんと静かにしており、途中で参加者に歌を歌ってくれたり。

周りの大人達も過剰に関わり過ぎる事も無く、大人も子供も一人の人間として存在を認めあっている様な距離感が絶妙でした。

 

 

途中、理事長が感謝状を頂きました。

 

 

そして理事長が挨拶をされた時に、園舎についてとても良く理解をしてくれていた挨拶をされました。

御年80を超えているにも関わらず、考え方がとても柔軟なのです。

 

一般的に、これくらいの経験を積まれた方はご自身のやり方を変える事を嫌がります。

しかし、理事長は新しい事を受け入れて、子供達の動きを確認して大変有難い言葉をお話してくれました。

 

もちろん、ココに至るまでは現場の先生方と弊社の担当スタッフによる相当量の打合せがベースにあります。

園の担当して頂いた先生は、遠方の視察を一緒にしてくれたり、とても真剣かつ情熱を持たれていました。

 

既存に無い事へ挑戦をする事は勇気がいります。

そして、それを使いこなすには創造力や知恵が必要です。

 

しかし、こちらの保育園には、そうした創造力や知恵も十分に持ち合わせていて、そこに子供たちとの信頼感が重なる事で色々と新しい取組が実現出来たのだと思っています。

 

 

少しだけ園内を紹介しておきます。

基本的に自然豊かな土地なので、建具は全開になるのですが、トイレは実に気持ちの良い空間です。

と言っても、下の写真がトイレとは分かりにくいですよね。

ヒントは修景を映り込ませて、緑が倍になる様な仕掛けをしています。

 

 

 

クラスサインは、この土地で伝統的な織物として親しまれてきた弓浜がすりを使用したり。

 

 

 

こんな水溜まりが出来る様な仕掛けもあります。

今日は大人が靴を脱いで遊んじゃっていましたが(笑)

 

 

建具を全開にした時は、こんな風に外部と強く繋がります。

もちろん網戸なんかありません。

 

 

もっと沢山紹介したい場所があるのですが、それは改めて書きます。

 

こんなに素敵な園舎創りに関わらせて頂いた事に感謝の気持ちしかありません。

ありがとうございました。


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