園舎設計で感動出来るか

中国出張、台風、そして受賞式と怒涛のスケジュールを終えて、ついにフリータイムを一日確保です。

 

そんな事で、今日はビルバオを一日歩く日に。

 

カラトラバの設計による橋。

 

 

実に繊細で美しい橋です。

日本の橋も建築設計者が関わる様になればもっと美しくなるはずです。

 

 

 

コチラは市内のホテル。

 

 

カラフルな色使いなのに、そこまで街並みを壊してない所が絶妙です。

 

再び、グッゲンハイムビルバオ。

今度は下から。

 

 

こういう美術館が街の雰囲気と勢いをガラッと変えてしまう力があるのはスゴイと思います。

 

リチャードセラの展示は相変わらずの迫力。

 

 

そしてランチは人気の店に一番で入り、おススメを一通りセレクト。

 

 

ローカルトマトの前菜。

 

 

やたら大きいトマトですが、硬めの食感が絶妙に美味しくて、『こんな簡単な料理でトマトって美味しかったっけ?』と感動。

この後、コロッケも出てきて美味しかったのですが、メインはシーフードパエリア。

 

 

そういえば、6月にマヨルカで食べた時もとても美味しかったのですが、ビルバオでも最高に美味しいパエリアを食べる事が出来ました。

 

こんなデザートまで。

 

 

食後も散歩を続け、地元にあるスペイン一部リーグ 所属のサッカーチームスタジアムも見たり。

 

 

サッカー専用スタジアムって初めて見ましたが、こんなに観客席とフィールドが近いなんてビックリしました。

これは楽しいでしょうね。

いつかサッカー専用スタジアムで見たいと言う意欲が湧いてきました。

 

 


スペインの遊具は街並みを意識している? そしてATM Nurseryが受賞。

スペインはビルバオに昼過ぎに到着しました。

前回の記録(コチラ)を調べると2013年10月23日に来ている様ですから、ほぼ6年ぶりです。

 

相変わらず美しい街です。

 

 

この穏やかな感じ、とても素敵です。

 

 

そして、グッゲンハイムビルバオ。

相変わらず聳え立っています。

 

 

街中に設置された遊具もちゃんと景観を意識して落ち着いた色調に。

 

 

こういう事は、とても大事な事だと思います。

子供達はカラフルな色が無いと楽しくないと言う事は無いのですから。

 

さて、夜になったのでメインイベントへ。

 

 

ARCHITECTURE MASTER PRIZE 2019において、私達が担当したATM Nurseryが受賞しました。

それの受賞式です。

 

 

スタッフの青木と共に記念の盾も頂きました。

 

 

この賞、以前はAMRICAN ARCHITECURE PRIZEと言う名前でニューヨークで受賞式が行われていたのですが、今年はビルバオで開催される事に。

 

世界中から建築家達が集まっていて、楽しい一日となりました。

 

 

当日の様子は以下のリンクから動画が見れます。

 

 


台風から学ぶ、住まいと自然災害

台風が過ぎ去り、真っ青な空の朝になっていました。

早速市内をグルっと回ってきました。

 

昨日UPした相模川の写真。

同じ橋を撮影していますが、水位は少し下がっていますが濁り方がスゴイです。

 

 

 

更に別のアングル。

 

 

この手前に見えている緑の部分、普段は人が入れる様な場所です。

そこが完全に水が来ていました。

 

それでも、市内は前回の台風の方が被害はあった様な気がするくらい目立った被害は無かったと思います。

都内、地方では亡くなられた方がいたり、浸水被害等、沢山の被災状況が続々とニュースで知り、残念な気持ちです。

 

やはり、建築を作るときに建築関係者は建設する場所についてもアドバイスをするべきだと思います。

海や川の近くは景色が良くて人気がありますが、水面との高低差には十分な配慮が必要です。

 

川は氾濫する可能性、海は地震による津波や高潮の可能性があるからです。

水は浮力を与えますから、重量物でもあっと言う間に被害を受ける可能性があります。

 

また、景色の良い崖地の様な場所は、降雨や地震による崩落や地滑りの可能性があります。

 

そして見えない地盤面への配慮も必要です。

特に埋め立てた様な地盤で一定の期間が経過していない様な場所は地盤沈下の可能性があったりもします。

 

こういう事を住む場所と紐づけておくだけで、万が一の自然災害時に対する意識が変わると思います。

 

建築は人の生活を豊かにすると同時に、人の命を守るための物でありたいと思い続けています。

 


台風直撃。園舎は大丈夫?

予想通りの大型台風が向かってきました。

 

予報では18時から21時にかけて関東に直撃との事です。

下の写真は11時頃に外出した時の、厚木市内にある相模川の写真です。

 

 

実は20年ほど前に一度だけ、これよりも水位が上がった時を覚えています。

あの時は相模川近隣住民が川岸に違法駐車を沢山していて、それらの大半が水没してしまっていたのを思い出します。

 

 

下の写真は事務所近くの小鮎川。

 

 

こちらも、その時はもう少し水位は上でした。

今は護岸工事が進められて改善されているのですが、当時は川岸の土手がドンドン崩れ落ちていくのを見た事を覚えています。

そして、そのあたりには住宅が建っていて、住宅が崩落するのでは無いかと心配して事も覚えています。

 

こうして自然災害の記録をして、多くの方に記憶を留めておくことは次の災害に備える事に繋がると思っています。

 

このブログを書いている時は既に台風が過ぎた深夜ですが、明日の朝に市内の様子を確認しに行きたいと思います。


青島の教育イベントでレクチャー

今回の青島は二泊して、明日帰国予定でした。

ところが朝起きると携帯電話にANAから『10/12のフライトは台風の為に欠航となりました』とのメッセージが。

 

実は10/13には次の出張が控えており、それは絶対に休むわけにはいかない事から朝から大慌てです。

事務所と連絡を取り、『もう今日帰国するしかないから、なんとかフライトを確保して欲しい』と伝えたり、更には13日のフライトすらも台風の影響を受ける可能性が強く、13日の別案までも検討する事になりました。

 

とにかく大パニックな朝の中、私のレクチャーは朝9時半から。

コチラも街中が大渋滞で移動の車もノロノロ運転になって、更に『間に合うのか?』とパニックに。

 

それでも、スタートギリギリに到着して、準備スタートしたら会場では事前に聞いていた事と違う設定を求められ更にパニック。

更に更に、通訳は会場とは違う場所に行ってしまい、時間に来てないし。

 

そして定刻になったので、強引にレクチャースタート。

通訳はギリギリ到着ですが、汗まみれで本人もパニックの雰囲気が見て取れます(笑)

 

 

 

今回は60分の予定で話していたのですが、会場の担当者からは40分くらいの段階で『残り3分です』と表示が出されたり。

まあ、こういうのは気にせずに流しちゃうわけですが。

 

実は帰国便は確保出来て、フライトは13時30分発。空港には2時間前着だとすると11時半には着く必要がありますが、実はレクチャーは私の前に話した方が20分くらい押した関係で、私のレクチャーが終わったのが10時半。

 

空港までの道のりは地図アプリで1時間半と出ているためにドライバーに『超急いでください』と伝えて空港へ向かいました。

 

ところが、ドライバーは途中で突然トイレ休憩と給油したり(笑)

もう本当に途中で『今日は面白すぎる』と笑っちゃいました。

 

まあ、ドライバーは最後に本気を出して前にいる車をクラクション鳴らしまくりで退けて、最後は路側帯を走行して無事に空港へ到着でした。

 

そして、なんとか帰国しています。

朝は青島にいて、レクチャーを済ませたのに夜には自宅でブログを書いていると言う感覚が何だか不思議です。

 

それにしても台風の影響は日本中に影響を出しており、私達事務所も他ではありません。

13日には、鹿児島で竣工式がある為に役員が明日のフライトで現地入り予定だったのがフライトは欠航の可能性が高くなり、更には関東は新幹線すらも運航休止予告。

 

となると、関東から先に移動していなくてはいけないと判断して、今夜中に西へ向かうハメに。

一人は、広島まで迎えた様でしたが、新幹線は大混雑でなんとずって座れなかったとの事。

一人は他の出張から一旦帰宅してから向かったために名古屋までしか辿り着けず。

 

台風は明日が直撃予測ですが、被害が少ない事を祈るばかりです。


台湾のラルーが青島に

朝に成田を経ち、青島に入りました。

 

三年ぶりの青島ですが、天気が悪いです。

今回の滞在先は、台湾の日月譚にある人気のホテル『ラルー』が青島にもあると言う事で選択。

台湾のラルーは、数々のアマンリゾートをデザインしたケリー・ヒルによるデザインでとても素敵なホテルでしたからとても楽しみにしてきました。

 

そして、コチラが青島のラルー。

 

 

台湾ラルーは湖に面していますが、コチラは海に面しています。

高低差を活かした建築と言う意味では同じで、デザインもとてもモダンにデザインされています。

 

 

晴れていれば、もっと素敵なんだろうなと・・・・

そして、コチラが部屋。

同様に素敵です。

 

 

そして、温泉もついていました。

 

 

しかし、ココで写真を見て不思議な事に気づかれた方もいるのでは無いでしょうか。

 

そうです。

人が全然居ないのです。

 

かなりの巨大ホテルなのですが、人が全く居ないのです。

この温泉も、このサイズで私一人と言う貸切(笑)

 

見掛けた客は10名にもなりませんでした。

むしろスタッフの方が多いのではと思うほど。

 

贅沢と言うより、寂しさを感じてしまう程の閑散とした感じがとても残念なホテルを演出してしまっていました。

 

理由は分かりませんが、恐らくこの状況が続いてると思わせられるのは、所々施設に補修が必要な個所があるにも関わらず放置されている事。

 

最近の中国におけるファイブスターホテルはスタッフのホスピタリティーもとても良いのですが、ココはスタッフのモチベーションもとても低くなっていて、それも更に残念な感じに拍車を掛けていました。

 

折角の素敵な施設ですから、活かされる事を期待したいと思います。


2019園舎見学会・セミナー 参加者募集開始

今年も園舎見学会・セミナーの時期がやってきました。

 

今年は11月12日と13日。

会場は宮崎と鹿児島の二か所になります。

どちらも、ゆったりとした敷地に建つ贅沢な環境の園です。

 

 

既存樹木を活かしたり、工事で掘削した土を活かしたり。

 

 

子供達は沢山、頭と身体を使う事が出来る環境です。

 

 

詳しくは以下のリンク先をご覧頂き、参加申し込み下さい。

毎年の事ですが、少数限定の受付となりますのでお早めにお申し込み頂けます様にご案内申し上げます。

 

2019園舎見学会・セミナーの詳細はコチラ


北京の幼稚園は、4500平米を2か月で工事完了

朝に羽田を経ち、午後から北京で幼稚園の撮影です。

 

こちらは、内装改修工事の案件で4500平米を夏休みの2か月で完成させました。

しかも解体工事も含んでの2か月です。

 

 

 

日本では、このスピード感を求めたら大抵の施工業者さんには断られると思いますが、中国では「大変だけど頑張ればやれる」と言うのが比較的日常の感覚です。

 

 

もちろん私達も設計段階で効率よい施工方法を考慮した設計をしているので、施工会社だけの努力では成り立っていない訳ですが、いずれにしても中国の建築現場の人のパワーは日本の高度経済成長期を見ているかの様です。

 

 

もちろんまだまだ品質として意識改善する部分はありますが、それでも以前よりは格段に品質も結構上がってきていて、その成長スピードも半端じゃないです。

 

 

この幼稚園は、外観と園庭の改修も当初は行う予定で設計は完了していたのですが、さすがにそれは間に合わないと言う事で来年の夏に持ち越しになりましたから、それは楽しみにしたいと思います。

 

 

中国で私達が担当する幼稚園の大半は日本で言う株式会社が運営するタイプの物です。

学校法人や社会福祉法人の様に、補助金や助成金が入る訳ではなく、そうした部分は投資家が関わってきます。

だから資金改修の意識が求められる訳ですが、こうした意識は私達は株式会社ですから当然理解出来ますし、それによりスピード感が求められるのはとても面白い仕事だと感じます。

 

まだまだ、現地の事務所よりは遅いと言われる事がありますが、私達も常に意識改革と挑戦を続けていきたいと思います。

 


スタッフ達が世界10か国の幼稚園を視察してきます。

毎年恒例の社員研修について、スタッフ達による研修の事前プレゼンテーションが行われました。

 

 

これを通過しないと研修には行けないのですが、無事に12組が審査を通過しました。

そして、既にドイツ、オランダへ視察を済ませたのが一組いる中で、これから向かう国は

ニュージーランド、韓国、ポルトガル、イギリス、オーストリア、ネパール、ベルギー、イタリア、メキシコです。

 

更にもう一組がプレゼン待ちですが、年末までにこれだけの組が研修と視察へ旅経ちます。

 

彼らがどんな学びをしてくるか、とても楽しみです。

 


長崎の保育所現場確認

朝にスタッフ真栄城の家庭に第一子誕生の吉報が届きました。

これで今年に入って事務所内で三人目の出生です。

何故か全部男子(笑)

 

でも、本当におめでたい一年になってきました。

 

 

 

さて、今日は長崎で工事中の企業主導型保育所の工事が追い込みを迎えており、現場確認へ行ってきました。

 

隣地が緑豊かで素晴らしいロケーションです。

 

 

木造平屋建てに大きな屋根を掛けたので、とても伸びやかで青空に映える建築になってきています。

 

 

内部も木材がふんだんに露出していたり、建具も木で作られていたり。

 

 

色彩も、今までとは違うアプローチを試みていますが、素敵な感じになってきています。

完成が楽しみです。

 

更に、ここから車で5分くらいの場所に福祉施設研究所が担当している障碍者デイサービスが工事中なので、視察に。

縁側をモダンにデザインしてあります。

 

 

中から見るとこんな感じ。

ここに利用者が腰かけて、道行く人、中の人と縁側交流が育まれる事を想定しています。

 

 

こちらの詳細は、福祉研のサイトで更新されるはずなので、そちらをお楽しみに。


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