努力と知恵から生まれたトースター。スチームコンベクションに勝る?

BALMUDA(バルミューダ)と言う会社のトースターをご存知でしょうか。
今、かなり話題のトースターです。
それが下の写真。



これ、先日行われた忘年会の景品でGETしました。
私はこれまで忘年会で頂く景品は、サンタの形をしたロウソクだったり、巾着見たいな物だったりと小物ばかりでしたが、今年は一番良い景品をスタッフが私に引き当ててくれました。

で、このトースターは何がスゴイのか。
トースターの上に5ccの水を垂らす場所があって、そこに垂らすとパンを加熱する時にふっくらとさせるのです。
ただ、それだけではなくて焼いている時にトースター内の様子を見るとヒーターの温度が強くなったり弱くなったりプログラムによって調整されているのです。
そして、トースト、チーズトースト、クロワッサン、フランスパン等種類によって焼き方が変わる様になっているのです。

聞く所によると、開発担当者は5000回もの試験を繰り替えてして生み出した物だそうです。

2万円と少しの金額のトースターと聞くと『トースターでそんなにするの?』と思う方もいるかも知れませんし、園の厨房に良くあるスチームコンベクションであれば、これ位の事は訳無い話です。
しかし、2万円程度の機器で、このクオリティのパンを焼けるなんて感動です。
http://goo.gl/vkWXDd


明日は事務所に持ち込んで、この体験をスタッフとシェアしようと思うほどの感動です。

バルミューダについてはココをご覧ください。
http://www.balmuda.com/jp/toaster/

ジェフリーバワの建築と園舎

4日程かけて、ジェフリー・バワの建築を沢山見てきました。
7箇所も見てきたので長いです。

まずはThe Blue Water Resort.







次にThe VILLA。
客室も少なく小さいのですが、プライベート感が抜群です。
向こう側に線路があり、更にその時にビーチがあるのですが、たまに通る列車が絶妙な風情です。






そしてJetwing Lighthouse。
こちらは一期工事分のみがバワによる物ですが、二階に作られた水盤がとてもキレイでした。








Heritance Kandalama。
高地に建つ建築ですが、既存の岩を残すと言うよりは取り込みながら建てられていて、更に緑化の仕方も秀逸です。
近年良くある壁面緑化や屋上緑化よりも断然ステキでした。






Number 11。
今は公開されていますが、旧バワ自邸です。
2階には2人で朝食付き184ドルで泊まれる広い部屋もあります。





こちらはThe Gallery Cafe。
バワの事務所だった所で、今は人気のカフェになっています。






最後はJetwing Lagoon。
ラグーンに面したホテルですが、それだけでなくプールの配置、各棟の配置が絶妙でした。









何でこんなに見たのか。
自然の取り込み方が上手いのです。
日本と気候も地域性も違うから全てを意識して作る事は出来ませんが、そこにある樹木、水、空気、光と言った要素を建築にどうやって取り込むかと言う事は間違いなく得る物が沢山ありました。

極端な話、ココに子供達に開放したら間違いなく楽しそうに遊ぶだろうと思いますし、感性への刺激は沢山あると思います。
遊具や極端な仕掛けなんか無いのに。

だから、バワの建築をこれだけ見る意味は、私達が担当する園舎に繋がるんです。


料理人は出掛ける先で、多くの料理に触れて自らの舌を鍛えると言います。
これは私たち建築を仕事にしている者も同じです。
とにかく多くの良質の建築に触れることは大切です。
雑誌やインターネットで見て満足するのでは無く、建築に出向いて自らの目と身体で感じる事です。

だから、私達は個人で出掛けるときはモチロン、事務所として動く時もそこに体験すべき建築は無いかと探します。
来月にも幾つかの視察をスタッフと共にしてくる予定ですが、これらは必ず担当させて頂く仕事に活かせると思っています。

ホテルオークラから学ぶ

今月末で本館の改築に入る為に休業となるホテルオークラに無理矢理泊まってきました。
9月になってしまったら、どんなに懇願しても泊まる事は出来ないと思ったら、もう泊まるしかないと。

その理由は、ホテルのラウンジ廻りは建築家 谷口吉郎氏のとても端正で秀逸なデザインが残されているからです。



最近の東京は外資系ブランドのホテルが林立して欧米流のゴージャス感溢れるインテリアが多い中で、改めて訪れると日本人に対しての絶妙なスケール感に心地よさを感じるのです。

決して高すぎない天井に、広過ぎないラウンジ。そして華美を求めずに和をモダンにデザインしたセンスで勝負している所がとてもステキです。

その様相はまさに陰影礼賛そのものです。



夜のラウンジは外光が入ってこない為に窓側の雰囲気はダラッとしているのですが朝になると表情は一転します。
窓に付けられた格子と雪見障子のグリッドが素晴らしい陰影を見せてくれるのです。



ちなみに、夜は外に出て内側から漏れる光の様相を楽しむ時間です。
エントランスポーチにある格子には中からの光りが漏れて美しい模様を見る事が出来ます。



それは外観全体においても同じです。



ペンダント照明のデザインもステキでした。



残す所、4日です。
「行かないと後悔するかも」なんて少しでも思った人は必ず行くべきだと思います。

幼児の城×ムサビ×黒板

先日、キッズデザイン賞を受賞した東京都羽村市にある、あおぞら保育園の玄関にある黒板壁とブックテラス。



これがスゴイ事になりましたので、記事を書きます。

何やら20代前半の女性がチョークで描いています。




子供達が集まり始めました。




そのクオリティの高さに大人も集まり始めました。



6時間かけて出来上がったものがコチラ。



チョークで、このアートを描いてしまうってスゴ過ぎます。
実はこのアート集団は、武蔵野美術大学の学生さん達です。

旅するムサビと言う呼び方で、美大生が内にこもる事なく外に出て社会と美術を繋いでいく活動をされています。
随分前にそんな活動を拝見して、すぐに声をかけさせて頂いて私達が担当させて頂いた園舎で子供達に贈り物をしてくれたのです。

ムサビすごいです!


※写真撮影:あおぞら保育園様

海やビーチをコンセプトにした園舎も出来るかもしれません。

3日目のウィーン滞在はホテルをチェンジです。
フランス人建築家 ジャン・ヌーヴェル氏のデザインによるホテルへ。



事前に解ってはいたのですが、実際に入室すると真っ白に圧倒されます。
と言うか数年前にスペインでも彼の設計したホテルに泊まりましたが、ゲイフレンドリーな雰囲気は相変わらずです。

トップフロアの18階にあるレストランなんか更にスゴイ事に。



5階のスパフロアのテラスだってそうです。



この後移動して、ウィーン経済大学へ。
ここも大分スゴイ事になってます。



こんな棟も。
コールテン鋼を外壁に張っているのですが、耐候性処理をされてない様で床に錆汁が大量に落ちてました。



五人の建築家が共演しているのですが、一番良かったのはコチラ。
日本の新国立競技場の設計者『ザハ・ハディド』氏の設計です。



外観は相変わらずの意匠ですが、内部はとても良かったです。
シンプルに形態とディテールがまとめられていてステキでした。



この棟は図書館と学習センターとしての用途なのですが、ハイテク研究所の様でした。

次はウィーン国際センター。



そして昨日も書きましたが、TwinCityLinerのターミナル。この対岸にちょっと面白い風景が。



砂浜を模した場所を造り、デッキチェアとパラソルを接してビーチバーらしき物が数件並んでいました。
オーストリアは海に面していないので、海への憧れを感じさせる微笑ましい場所でした。

そういえば、このスタバも街に溶け込んでいて良かったです。



明日は朝早くから始動です。
 

酢の工場と園舎

次の目的地であるオーストリアはウィーンに来ています。
ここにもどうしても泊まりたいホテル?と言うか宿があった為に来ました。

それがココ↓



看板が全く無い上にホテルらしくないので完全に通り過ぎました(笑)
ここ、実はお酢の醸造工場です。
そこにあった従業員用のドミトリースペースをリフォームして外部の人が泊まれる様になっています。

そして来て見て解ったのですが、実はまだリフォーム進行中。
だからエントランス入るとこんな感じです。



レセプシヨンなんかもちろん無いですし、元々ある店の売店と倉庫がそのままです。

でも部屋はちゃんと強いコンセプトでデザインされています。

私の泊まったダブルルームです。



力強いレンガ壁はそのまま活かして、ベッドとデスト等を一体化した家具を木組みで作って中央に置かれています。
この木材もパイン材を塗装もせずに使っていて、その荒々しさが力強いレンガ壁とマッチしています。

水廻りの写真です。



あえて給水も換気も配管は剥きだし。
洗面カウンターもパイン材そのまま。
タオル掛けも木材を伸ばしただけ。

シャワーもシャワーヘッドなんか無いので水が滝の様に落ちてくるだけです。
しかも仕切りは無いのでカーテンを引くだけ。

更にシャワー廻りに壁なんか無いのでやはり給水管が上から吊られていてレバーがついてるだけです。



コンセントも上からぶら下がってます。



ちなみにシングルルームはこんな感じ。



荒々しくても的を得たコンセプトがキープされているので、むしろステキでした。
秋までにはエントランス廻りやデッキ等も整備される予定らしいので、再訪必須な感じです。

ちなみに、スタッフの方が私に醸造工場を全て見学させてくれました。



お酢の種類がハンパじゃないです。
日本で聞いた事ないお酢が沢山あったのですが、試飲させてもらったら美味しくてビックリしました。



更に変わった素材からしぼったオイルもあったり。



こんな感じの小瓶に試飲できる物が用意されていて、色々試させてくれました。



トマトのお酢は特に美味しかったです。


そういえば、夕飯はホテルの方から勧められた場所でシュニッツェルを。



いわゆる仔牛のカツレツです。
下味がついてるので、そのままでも十分美味しく頂きました。



 

コミュニケーションツールとして面白いです

鹿児島のお客様から面白いもの頂きました。
『カタルタ』です。



トランプとしても使えるのですが、白い面に接続詞の様な言葉が書かれています。
何かテーマを決めて複数人でめくりながら会話を繋げていくというものです。

遊び方の動画がありました。↓



このカタルタは他にも種類があるらしく、他も試してみたいものがアリです。
http://www.kataruta.com/


製作者のメドラボさんは鹿児島の方。
パッケージも含めてなかなかのセンスです。
そういえば、あのセンスの良いイワシのオイル漬け【旅する丸干し】も鹿児島。

鹿児島が熱いですね。

沖縄のこども園 サインプロジェクト

沖縄で工事中の、花園こども園のサインプロジェクトが進んでいます。

今回はアーティストの新城大地郎氏とコラボです。
ロゴの方向性は定まったので、これをどうやって展開するかを検討していきます。



今日は布にシルク印刷をしてくれたサンプルを持ってきてくれました。
で、これだけでは足りないのでウチの模型室を使ってサインサンプルを急遽製作開始です。



で、担当スタッフの真栄城と『あーでもない』『こーでもない』を繰り返してました。



まだ検討は必要そうですが、方向性は悪さそうです。
更にスタディを重ねて、進めていきます。



黒板塗装で新しい仕掛け

竣工間近の園舎でスタッフ輿水が、何やら塗装をしています。



しかも50枚近いパネルを。
上の写真は下塗りをした段階。

そして、次はこんな感じ。



黒板塗料を塗布しています。
これまでは壁一面を黒板塗料を塗布する試みをしてきました。
そうした事は今後も提案をしていきますが、更にちょっと新しくて面白い試みを仕掛けようと思っています。

またレポートします。
 

椅子の積木

椅子型の積木が届きました。



徳島の阿波杉を使って作られています。
シンプルな形なのにとても面白いんです。

で、スタッフ達に少し見せたら皆が遊び始めました。




とりあえず普通に積み重ねてみたり。






でも、これじゃ面白くない。
もっと出来るんじゃないかと・・・・




バランスと力の流れを考えて積重ねはじめました。
そして不思議な形が出来ました(笑)




この積木、スゴイです。
とてもシンプルなのに、かなり奥深いです。
頭を使って楽しめます。

そして杉の肌触りと香りもイイです。

40個入りで9800円です。

<< | 2/21PAGES | >>







selected entries

categories

recent comment

recommend

笑顔がいっぱいの園舎づくり(幼児の城 7)
笑顔がいっぱいの園舎づくり(幼児の城 7) (JUGEMレビュー »)
日比野設計
2016年発売
園舎資料の最新版。
国内外の写真多数掲載。
好評発売中
日比野設計+幼児の城著

recommend

愛される園舎のつくりかた (幼児の城 6)
愛される園舎のつくりかた (幼児の城 6) (JUGEMレビュー »)
日比野設計
2013年発売
園舎資料の最新版。
国内外の写真多数掲載。
好評発売中
日比野設計+幼児の城著

recommend

世界でたったひとつの園舎づくり 幼児の城〈5〉
世界でたったひとつの園舎づくり 幼児の城〈5〉 (JUGEMレビュー »)
日比野設計
2009年発売
園舎資料の最新版。
国内外の写真多数掲載。
好評発売中
日比野設計+幼児の城著

recommend

福祉施設の未来を創る‐絆‐高齢者施設・障がい者施設資料集
福祉施設の未来を創る‐絆‐高齢者施設・障がい者施設資料集 (JUGEMレビュー »)
日比野設計,阿久根佐和子
2014年発売
高齢者福祉施設、障碍者福祉施設特集

links

search this site.

others

mobile

qrcode