保育園とフットボールクラブ

場所は言えないのですが、今日は朝から羽田に向かって日帰り出張です。

保育園と某有名なフットボールクラブのスクールが併設されると言うユニークな案件です。

 

昨年、本田圭佑氏が主宰する会社の企業主導型保育所を担当させて頂きましたが、運動と教育、運動と保育というのは当然密接に繋がるべき事だから当然の組み合わせだとは思っています。

 

現段階ではこれ以上の話は、出来ないのでここまでにしておきますが、現地調査をした既存建物は産婦人科医院として使われてきた物でした。

 

そして、その倉庫にはこんな物が眠っていました。

 

ブリキの湯たんぽ。

 

 

私の小さな頃にはありましたから、懐かしいです。

 

更にマジンガーZのブリキのおもちゃ。

 

 

他にも箱に幾つかのおもちゃがありました。

 

 

恐らく、産婦人科に診察で来たお母さんがお子さんを連れていた時に使われてきたのではないかと思います。

 

何だか沢山の赤ちゃんが産声を上げた医院の建物だった事が分かってくると、「この建物、何とか残せないかな」って思いにさせられました。

 

 


埼玉の保育園

埼玉県内で以前に担当させて頂いたST Nursery(https://e-ensha.com/st-nursery/)の増築工事を担当させて頂いており、工事が完成に近づいてきました。

 

 

 

そんな訳で、インターン生5名と一緒に現場確認へ。

写真は玄関ホールにあたる箇所になりますが、既存と雰囲気は合わせています。

既存の玄関は地域の方が立ち寄って頂ける様なパブリックなスペースを設けてあるのですが、こちらも小さなお子さんをお持ちのお母さんやお父さん達で集いやすい様にカフェ的な機能とランドリー機能まで用意されています。

 

こうして保育園が自主事業として様々に地域貢献をしようとする取組は素晴らしい事だと思います。

 

 

この後は、14年前に都内で幼稚園設計を担当させて頂いたお客様から新たにご相談を頂いたので打合せに。

久しぶりにお会い出来た先生達は相変わらず元気で、素敵な笑顔で昔話に花を咲かさせて頂きました。

 

 

 


長崎の企業主導型保育所、障碍者施設

今朝は、雲仙市内で昨年に完成した複合施設へ。

こちらは福祉研(hibino-fukushi.com)が主体的に設計に関わったプロジェクトです。

 

ここは、障碍者生活介護支援、放課後デイ、児童発達支援、居宅支援、ショートスティの機能が併設しています。

 

外には田畑が広がり、近くの保育園児達が散歩で良く通ってくれる事もあって、窓から手を振ったりが出来る様に下まで開口になっていたり。

 

 

知的障害の方たちと少しだけ触れ合う事が出来ましたが、皆さん本当に素直で優しい方達でした。

木の温もりが溢れる空間で、穏やかに過ごして頂いてる姿を見れて嬉しかったです。

 

次は、同じく雲仙市内で完成した企業主導保育所へ。

こちらは、以前に設計監理担当させて頂いたOB Kindergarten and Nurseryと同一法人様の施設となります。

 

絵本がコンセプトになっていて、こんなスペースがエントランスに設置されています。

 

 

保育士さんと子供達が集まって使っている様子を見れて、こちらも嬉しかったです。

最後に理事長から食事へお誘い頂いたのですが、このレストランの場所が再び絶景。

 

 

熊本も長崎も実に風光明媚です。

海の色も濃いブルーで、下を見ると透明度も高くて、地中海の様でした。

 

理事長とは短い時間でも久しぶりに沢山お話が出来て良かったです。

 

羽田に帰ってきて、厚木への帰路で見た夕日が真っ赤でした。

 


熊本の保育園

早朝に自宅を出て、羽田空港を経由して熊本空港へ。

そこからレンタカーで暫く走って、こんな自然豊かな所に。

 

 

この街の役場へ調べものに行ったときに、何故か役場玄関にボブスレーの様な物が置かれていました。

「何故、ココにこれ?」

と思った矢先に、近くの総合公園にこれで遊べるとの表記を発見で、早速見学に。

 

そしたら、ゴルフカートの乗せられて山の上まで連れてこられ、そこには二台のカートと男性が仁王立ちです(笑)

 

 

何やら自衛隊の様な厳しさが漂いますが、促されるままに着座したら、男性がルールと操作方法を淡々と説明頂きました。

そして、スタッフと一緒にスタートラインに並ばされてスタートをしてきました。

 

 

ちなみに、ここはライセンス制度があり、上級ライセンスになると専用コースを走る事が出来るらしく、スタッフはこれから何度となく来る度に通って上級ライセンスを目指すはずです(笑)

 

さて、午後から打合せをしてきたのですが、敷地周囲も実に美しい自然が広がっていました。

 

 

こんな自然を常に目の当たりにしている子供達って、本当に贅沢です。

既製品の遊具や玩具は直ぐに飽きてしまいますが、刻々と変化し続ける自然と向き合って遊んでいれば、遊びは飽きる事なく無数に生み出されます。

 

オーナーも「この街を何とかしたい」という強い想いのある方ですから、これからが楽しみです。

 

 

この後、熊本市内へ戻って現場が進行してきたD1Kindergarten and Nurseryの増築を確認してきました。

 

 

左が既存で、右が増築です。

隣り合う事から外観は既存棟と合わせており、良い形での繋がりが出来たと思っています。

残りは各種検査となります。

 

そして、久しぶりに熊本港へ。

既に日も暮れ始めていた時だったのですが、とんでもなく美しい景色を見る事が出来ました。

 

 

海面が揺らぐ程度の音が聞こえるくらいの静寂と、この景色はその場を離れたくなかったです。

フェリーで島原へ移動して明日に備えます。

 


「幼児の城」の新卒採用とは

2343は早咲きの桜が開花し始めています。

 

 

なんだか、もう陽気は春の様にポカポカしていてソメイヨシノの開花も相当早くなるのではないでしょうか。

 

 

そして朝のミーティング時の写真。

 

 

今日から全員マスク着用義務となりました。

外出先から帰社した人はもちろん、外来者も全員が玄関先での手指殺菌か、洗面での手洗いも義務としました。

 

中国に駐在するスタッフからの報告によると、実際には湖北省以外の地域では感染者数よりも治癒する人の数が上回り始めていて、感染者数は減少し始めているとの話が来ていますが、日本の報道はかなり国民の不安を煽る事になっています。

 

多くの人が自然治癒によって回復していると言う事実も早く広まる事を願うばかりです。

 

 

 

話は変わりますが、先週からインターン生が少しずつ増え始めていて、今日からは総勢で9名となりました。

 

 

東京、千葉、新潟、愛知、神奈川、岡山、富山と様々な地域から参加してくれています。

以前から伝えてきていますが、私達の会社への採用応募をする場合は最低2週間のインターンが必須です。

 

と言うのも、雇用する側と雇用される側のどちらの立場においても「こんなはずじゃなかった」を無くしたいからです。

 

「たった2週間で、どれだけの事が分かる?」

 

という方もいます。

しかし、一度も会わない書類選考や、わずか20分程度の面接よりも格段にお互いを理解出来ます。

 

だから、インターン生には様々な仕事の現場を体験してもらう様にしています。

設計打合せ、設計監理、メンテナンス立ち合い、もちろん事務所内での作業も担当してもらいます。

 

そして食事を共にして社内の色んな人と会話をしてもらいます。

 

その上で、「本当に働きたい」と思ってくれるならば私達は真剣に採用をするかどうかを考えます。

 

採用と就職とは恋愛や結婚の様な物ですから。

今年も素敵な出会いとマッチングが起きる事を期待しています。


福井の保育園プロジェクト

福井県内で保育園のプロジェクト相談があり、朝に事務所を出て新幹線を使って福井は敦賀市内へ。

 

福井市内は何度か伺ったことがありましたが、敦賀は初めてです。

新幹線で米原経由で特急で20分程度で着くので意外に近い事が判明。

 

現地を確認した後に、気比神宮へ。

 

 

人は殆どいませんでした。

と言うよりも、敦賀の市内自体に人が殆ど居なかったです。

 

 

そして、最後は名物のソースカツ丼の為にヨーロッパ軒へ。

 

 

ソースカツ丼って他の地域にもありますが、未だにこれが何故名物になるのかが分かりません(笑)

御飯の上に、ソースにつけたトンカツが載っているだけです。

キャベツが敷かれる事も無く、大根おろしやネギなどの薬味で彩られる事も無く。

 

ただ、ただシンプルに乗せただけなのです。

 

美味しい事に間違いはないのですが・・・・

 

そういえば、敦賀の駅周辺は共同溝が整備されていて電柱電線が殆ど無かったです。

 


青森で「こども食堂」

青森市内で、子ども食堂の工事が工事終盤を迎えているので、現場確認へ。

飛行機からも見えていましたが、青森市内は銀世界でした。

 

 

空港からはレンタカーだったのですが、久しぶりに雪道を走った気がします。

で、現場の全容紹介は後日にしますが中の一部はこんな感じです。

 

 

子ども食堂の部分は、一階になるのですが写真は二階の多目的スペース。

メインは気持ちの良い空間になるはずですが、後日の紹介をお楽しみに。


黄身の味噌漬けと園舎設計

詳細は後日になりますが、事務所内で新チームを組んでいます。

そして私達は新チームと共に10年後、20年後を見据始めています。

 

今晩はチームメンバー8名と夜は都内で会食に。

貸切サイズの店で食事を頂いたのですが、最後の〆で出されたのが黄身の味噌漬けを使った卵かけご飯。

 

 

黄身を味噌に2時間ほど漬けておくと良い感じに水分が抜けて濃厚な卵かけご飯が出来るとの事でした。

この食事処は、食材や調理はとてもシンプルですが、魅せ方がとても上手です。

 

建築設計にも共通する部分があり、食事後にスタッフから「色々と感じる良い機会になりました」との発言が。

 

異業種の事にヒントは沢山あります。


胡蝶蘭の活かし方と園舎設計

2343のフラワーアレンジメントの交換にフラワーアーティストの黒田さんが来社してくれました。

 

 

普段は、私たちの空間やコンセプトに合わせた形でのお任せなのですが、今日は頂き物の胡蝶蘭を加えて頂く難題に挑戦頂きました。

胡蝶蘭って慶事の時に頂く事が多いのですが、有難く感謝をしながらも実は行き場の無い強烈な存在感に悩まれている方も多いのではないでしょうか。

 

実は私達もそんな感じです(笑)

でも、その強い存在感を黒田さんが活けると見事にモダンに転換させてしまいます。

 

それもあっという間に持ってきていた花材と共にアレンジしきってしまう。

既成概念を壊す能力って素晴らしいです。

 

既存建物改修が増えている今の時代は、こうして与えられた素材を活かす思考だったり、既成概念を壊す思考は必須です。

 

この規模のフラワーアレンジって決して安くはないのですが、こうした物は空間を彩ったりするだけでなく、デザイナーの感性を磨く要素があると信じていて、コストを掛けるべき所だと思っています。

 

もちろん、人の気持ちを和ませてくれる要素もあるので、儚い命であっても大切にしている事です。

 

月に二度ほど新しく入れ替わっていますので、来社された方は是非チェックしてみて下さい。

 


園舎設計と新国立競技場

新年の業務が開始して、いつも通り出張ラッシュが始まって気づいたらもう月末です。

 

一年前の事が先日の様に感じているのに、2020年の一か月が間もなく終わろうとしています。

いつから、こんなに時間が過ぎるのが早くなったのだろうと思ってしまいます。

 

年が明けてから様々なニュースが飛び交っていますが、新国立競技場の話は面白いですね。

超高額な予算が問題となり当初案が撤回されたのに、実際に建ってみると多くの人が『つまらない建築』とか『ザハ案の方が良かった』とか。

更には中国の北京にザハ事務所が巨大空港を担当した事を引き合いに出して『中国は実現するのに日本は実現できないのが情けない』とかまで。

 

いつのまにか、予算の事よりも建築デザインや文化の話に流れが変わっているのです。

 

デザインの話は、どこまで行っても好き嫌いの話です。

算数で1+1=2と言う正解はあります。

しかしデザインには正解はありません。

どんなに崇高な学者や建築家が言おうが、その人に取っての正解はあっても全員に対しての正解なんて無いのです。

 

偏った報道によって世論は流される事は良くある事ですが・・・

 

 

少し過去の事を振り返ります。

 

2012年にイギリスの建築家 故ザハ・ハディド氏がコンペにて最優秀に選定。

 

 

 

当時の入選案リストはコチラで見れますが、この頃は夢がありました。

 

ちなみに、優秀賞に選定された日本の設計事務所SANAAの案も夢がありました。

 

 

 

 

2015年にザハハディド案が撤回されて、再度コンペが行われて現在のチーム(大成建設、梓設計、隈研吾都市建築設計事務所)が選定。と言う経緯は多くの方が把握している事です。

 

ザハ案が撤回されるまでの時は、世論は圧倒的に予算の話に集中し、その流れで一気に案の撤回と再コンペに流れました。

そして、「短期間かつ制限予算の中での工事」と言う理由の下に超制限されたルールでのコンペ行われた訳です。

 

あまりにも、制限が厳しすぎてコンペに参加出来る会社は結局はスーパーゼネコン5社しかいないと言うのが既成事実の様でした。

 

そして応募者は、最優秀に選定された【大成建設、梓設計、隈研吾都市建築設計事務所】チームと、選定されなかった【竹中工務店、清水建設、大林組、伊東豊雄建築設計事務所】の二社だった訳です。

 

二社が出した提案書はコチラ

 

大成建設、梓設計、隈研吾都市建築設計事務所】チーム案

 

 

 

【竹中工務店、清水建設、大林組、伊東豊雄建築設計事務所】チーム案

 

 

当然、この頃は予算が圧倒的な世論の流れでしたから、提案書はかなり現実的で夢が少なくなってきています。

しかも鳥瞰パース見ると、二案とも似ています。

 

 

で、結局私が言いたいのは、どんな事でも見る視点によって意見は変わると言う事です。

今の新国立競技場は、予算と工期と言う視点で見れば合格点のはずです。

 

私達が把握しきれない位の諸事情の中で、そしたて当時の混沌とした時期に、あれだけの短期間にあれだけの提案書をまとめた事はスゴイ事です。

そして工事も半年以上前に完成をさせました。

 

様々な意見がある事は良い事だと思いますし、それが自由に発言出来るのが日本の良い所です。

その上で、大切な事は出来上がった物をどう活かすかだと思いますから、本当の評価がされるのはこれからなのです。

 

 

さて、ここからこの話を園舎設計に置き換えます。

 

私達が園舎設計をする時には必ず強いコンセプトを立てます。

デザインには好き嫌いがあるので、議論をすると権限を持った人の意見が強くなります。

しかし権限を持った人の意見が正しいかどうかなんて誰も分かりません。

 

そんな時に正誤の判断をしやすくするには一つの指標が必要です。

それがコンセプトです。

方向性と言うか、目指すべき事をオーナーと設計者で共有する事で、一つずつの事柄が判断しやすくなり、成功への道筋になるからです。

 

予算とかはコンセプトを決めてからコンセプトに沿って決めれば良いのです。

 

こうして、設計を進めていく訳ですが、それでも完成した園舎の評価は様々です。

 

特に海外案件になると現場監理段階で勝手に変更されてしまう事がある為に、設計時のイメージから逸脱してしまう事があります。

そんな時に嘆いても仕方ないので私達は思考を変える様にします。

 

『これは既存建築だ。ここから私達がリフォームをする様に再度修正提案をしていけば良い。』

 

と思う様にします。

そうすると、様々なポジティヴな案が生まれてきます。

 

すなわち、新国立競技場の時に書いた様に、視点によって物の見方を変えられると言う事なのです。

 

だって、建築設計やインテリア設計の可能性は無限大なのですから。

出来ないと言う事は限りなく無いに近いのですから。

 

結局は設計者の思考によって、その環境を左右するだけの事であり、思考が全てなのです。

そして私達は常にこの思考を磨く事に集中をしているのです。

 

 


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